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将棋は子どもの頭を良くする!始める前に知っておきたい3つのこと

将棋・囲碁

 

監修者:ララボ運営責任者 石川大貴

将棋

近年、将棋は子どもの頭を良くするということで話題に上がっています。

受験や試験勉強の対策として、将棋を子どもに勧めたいと思っているお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、将棋が子どもにどのような影響を与え、学ぶことができるのかという点について紹介していきます。

きっと、この記事を通して、子どもに将棋を勧めたくなりますよ!

将棋は5歳から始められます

将棋は5歳から始めることが可能です。

5歳ですと、勝ち負けの判断ができる上に、1対1の対局ができます。実は勝ち負けが認識できるというのは重要なことなのです。なぜなら、買ったら嬉しい、負けたら悔しいという感情が自発的な練習へと繋げてくれるから。そういった感情は将棋はもちろん、子どもの成長にも繋がるでしょう。

しかし、将棋で出てくる漢字は難しいため、そこで投げ出してしまうという子どももいます。ですが、将棋に対してやる気を持つ子どもであれば、3歳からでも漢字をなぞったりして自主的に覚えようとします。

また、将棋ででくる漢字は限られているため、反復して練習を続ければ小さい子どもでも覚えることは容易です。むしろ、将棋の漢字を覚えるといった訓練が他の漢字への苦手意識を払拭してくれる効果すらも期待できます。

戦略を描いて将棋をするのは難しいですが、漢字という壁さえ超えられれば、とても馴染みやすいゲームなのです。

5歳の子供に将棋を覚えてもらう方法

5歳の子どもが自主的に将棋を覚えていくというのは少し難しいので、親がルールや勝ち方について教えてあげる必要があります。

教える際は、公文の将棋盤など、矢印が付いているものを使用するとよりスムーズに覚えらるでしょう。おもちゃ屋さんにもそういった将棋のおもちゃが売っているはずです。まずは基本的なルールである「駒の成り方」「進み方」の解釈をしてもらうと良いです。

次に、基本的なルールを把握した段階で詰め将棋を解かせてあげましょう。詰め将棋は上達のスピードを一気に加速してくれますよ。

もしも、最初の段階で少し難しそうだなと思った場合は、どうぶつ将棋を利用すると良いです。

子供にはどうぶつ将棋がおすすめ

どうぶつ将棋とは、子どもや初心者が将棋に馴染めやすいようにと考案されたものです。

プロ将棋士の北尾まどかさん、藤田麻衣子さんが中心となって作られたものなので、本格的でありながらも取っ付きやすさのある将棋盤です。

本来の9×9のマス目ではなく、どうぶつ将棋は3×4であり、駒も4種類となっています。駒には可愛い動物があしらわれているため、子どもも夢中になってくれますよ。

マス目や駒が減ることで簡略化されているようですが、奥が深く、大人もつい夢中になってしまうという特徴があります。子どもと一緒に楽しむのにも良いですね。

将棋は子どもの頭をよくするだけではない|メリット3選

将棋は言わずと知れた「頭をよくするゲーム」です。

百マス計算で有名な陰山英男さんも「将棋は頭の回転を速くしてくれるゲーム」という風におっしゃています。

戦略的な構想を描き、目まぐるしく変わる盤面に合わせて手を変えていくというゲーム性が論理的思考を養ってくれるのだとか。

また、その裏付けとして、灘高校、麻布高校、開成高校などの名門校は将棋部が強いです。プロ棋士も早稲田出身者が多いというのもあります。

しかし、将棋が子どもにもたらしてくれるメリットはそれだけではありません。

以下にてメリットを3つ紹介していきます。

1.論理性・集中力が身に付く

プロ棋士同士の対局を見たことのある人なら分かるかもしれませんが、始まりから終わりまでお互いに集中力が切れませんよね。

盤面の動きはどんどん変化していくため、選局も絶えず変えていく必要があるためです。

また、相手を負かすには相手の論理性を上回る必要があります。この論理性は何度も対局していくことで必然的に磨かれるでしょう。

故に、数々の対局を交えることによって、集中力と論理性が身に付きます。「落ち着きがない」と言われる子どもへの対策方法としてもおすすめですよ。

2.気軽にどこでも楽しむことができる

将棋は、盤面と駒さえあればどこでも楽しむことができます。

書籍があれば一人で楽しむこともできますし、今であればスマホ・パソコンでネット対戦を楽しむこともできるでしょう。特に最近では、ネットでのプレイ人口が多いため、対戦相手に困るということはまずありません。

また、将棋は大人とのコミュニケーションツールとしても活用することができます。

子どもも将棋を覚えてしまえば、大人と対局することができますよね。道場でも大人VS子どもという対局をよく見ます。

スマホゲームや外でのハードな遊びができないという年配の方でも、将棋であれば子どもと一緒に楽しむことが可能です。孫とおじいちゃんのコミュニケーションツールとしも良いでしょう。

3.イメージ力が養われるので勉強の幅が広がる

前述でも少し触れたように、百マス計算の陰山英男さんは、子どもの将棋習得を強く推奨しています。

例えば陰山さん「将棋はイメージ力を鍛えることができる」とおっしゃっており、これが勉強の幅を広げることにも繋がるそうです。

イメージ力とは、肉眼で捉えたものを一枚の写真のように記憶できたり、記憶の引き出しを上手く開けられる力のことを指します。これは瞬時に物事を理解する力にも直結しているのです。

「このイメージ力を鍛えることで、勉強の幅が広がり、勉強に対する苦手意識の克服や更なる学力向上に期待できる」のだと、陰山さんは言います。

将棋を始めたい!道場・教室どちらに通うべき?

ここまで将棋の良さについて紹介してきました。「ぜひ子どもに将棋を覚えてほしい」と思ったお父さんお母さんもいらっしゃるでしょう。

そこで下記では、将棋道場・将棋教室どちらに通うべきなのか、という点について解説していきます。

将棋道場は基本的に教えてくれない

将棋道場は、実践をメインとし、色々な人と対局するための場です。

そのため、将棋道場では戦法を教わったり、詰め将棋を出してくれるといった場所ではない点に留意しておく必要があります。

「試合会場」という認識でも良いかもしれません。対局をメインとしているため、将棋のルール、将棋における最低限のマナーを抑えておく必要もあります。

とは言え、席主さんが開いている時間であれば、戦法を教えてくれるということもあります。どうしても最初は道場が良いということでしたら、お近くの将棋道場に問い合わせてみはいかがでしょうか。

初心者や子どもを快く受け入れてくれるところは多いです。ちなみに入場料として学生なら500円、一般なら1000円というのが相場になっています。

それでは、もう一方の将棋教室とはどのような場所なのでしょうか。

将棋教室はいわゆる習い事

将棋教室はいわゆる習い事と同じです。毎週、決まった曜日に行われ、講師が子どもに合った戦法や詰め将棋を教えてくれます。

将棋道場と違う点は、将棋を全く知らないという子どもでも気軽に通える点であると言えるでしょう。例えば、平日のどこかで将棋教室に通い、土日のどちらかに将棋道場で実践を積むというのが一般的です。

将棋教室だけだと、相手が偏るので将棋の幅があまり広がりません。しかし、将棋道場と並行して通うことで、インプットとアウトプットが効率よくできます。そうすることで将棋の上達も間違いなく速くなるでしょう。

子どもに教えておきたい最低限の将棋マナー

将棋道場・将棋教室どちらに通うにせよ、最低限のマナーは抑えておくと良いです。道場に通う人の場合は、必ず覚えておきましょう。

まずは挨拶です。お互いに駒を並べ終わり、対局を始める際は「よろしくお願いします」とお辞儀をします。お互いの立場がどうであろうとお辞儀をすることが基本です。

そして、負けたら「負けました」とハッキリと言い、駒を一緒に片付けます。片付けが終わったら、相手と道具に感謝を表し、「ありがとうございました。」と顔を見て言うのです。

また、挨拶と同じくらいに大切なのが、「美しく駒を並べる」ということ。

将棋の世界では、駒の乱れは心・思考の乱れだと言われています。駒を美しく並べることによって整理整頓になり、駒が見やすくなりますよね。これは相手への配慮にもなるのです。

上記の流れさえ抑えていれば、道場でも教室でもマナー違反となることはないでしょう。

あとは、道場や教室に入る際、「こんにちは」「よろしくお願いします」と元気よく言えると尚良いですね。

将棋は子どもの頭を良くする!始める前に知っておきたい3つのこと・まとめ

将棋は子どもの頭を柔らかくし、日本人としての礼儀作法を教えてくれます。

スマホやパソコンの普及が進む今の時代だからこそ、盤面を見て対局するというアナログなスタイルが重宝され、人気の理由ともなっています。

また、「子どもとコミュニケーションをとりたい」という想いから将棋に通わせるという親も少なくありません。たくさんのメリットのある将棋をぜひ始めてみてはいかがでしょうか ?

囲碁を検討している方へ。おすすめの記事はこちら。

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、子どもたちの習い事に関する情報を執筆しています。「子どもたちの将来の選択肢が広がる」ことをミッションに活動しております。

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ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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