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音楽の習い事は差が激しい!上達する子としない子の決定的な違いとは?

音楽

 

監修者:ララボ運営責任者・子供プログラミング家庭教師  石川大貴

音楽

音楽の習い事で、ぐんぐん上手くなる子と伸び悩んでしまう子の違いをご紹介します。

音楽の習い事は、実は「差が出やすい習い事」の一つです。

お友達と一緒に始めたけど、「上達するのはお友達ばかりで、自分の子供はどんどん置いて行かれてしまった」という経験をしているママさんは少なくありません。

音楽の習い事でぐんぐん上達する子としない子には、「決定的な違い」があります。

今回は音楽の習い事で「差がつく原因」について詳しくご紹介しましょう。

子供が音楽の習い事で伸び悩んでいるのが心配な人は、是非一読してみてください。

音楽の習い事は「本人のやる気」が何よりも大事

音楽の習い事では、本人のやる気よりも親のやる気が勝っている場合は注意が必要です。

音楽の習い事で子供が伸び悩んでしまう原因の一つは、「本人にやる気がない」というケースがよく見られます。

音楽の習い事は「上品」「優雅」「知的」という良いイメージがあり、子供にやらせてみたいと思っている親は少なくありません。

そして、子供の適性・やる気を考慮せず、親が「やらせたい」という一心から音楽の習い事を始めた場合、子供は自分の意志で始めたことではないので、「興味を持てない」という問題に直面してしまう子が出てくるのです。

しかし、小さい頃というのは、子供は親の意見には逆らえないもの。

親が「音楽の習い事をやりなさい」と言えば、それに従わざるを得なくなってしまいます。

その結果、嫌々音楽の習い事を続けることになり、やる気が伴わないのでなかなか上達しないという悪循環に陥ってしまうのです。

なかなか上達しないことは、子供にとっても「自信喪失の一因」になってしまい、ますまるやる気をなくしてしまいます。

この頃になると、子供の中には素直に「やりたくない」と言い出す子も出て来るでしょう。

子供からはっきりと「やりたくない!」と言われて初めて、伸び悩みの原因に気づく親も多いです。

子供のやる気がなく音楽の習い事で伸び悩むケースは、親が子供に興味があるか確認不足なことが原因になりやすいため、習い事を始める前に子供の意見をしっかり聞くようにすることが大切です。

音楽の習い事は「練習」が欠かせない

練習嫌いな子は音楽の習い事では上達が期待できません。

音楽の習い事でぐんぐん成長する子は、簡単に言うと「練習量が多い子」です。

特に楽器の演奏は、練習量と上達具合が比例しやすく、練習嫌いな子はなかなか上達しません。

練習量以外にも音楽の習い事は「センス」も影響しますが、音大やプロを目指すレベルでなければ、練習量をしっかり積むだけで、十分に上達を期待できます。

よく音大やプロを目指すような人は、1日最低でも2時間、平均的に6時間程度練習をする人が多いと言われています。

音大やプロを目指さないのであれば、1日6時間も練習する必要はありませんが、上達をしたいのであれば1日1時間程度の練習は必要になると考えた方が良いでしょう。

それほど音楽の習い事というのは、簡単にマスターできるものではないのです。

毎日1時間程度の練習が続かないようだと、音楽の習い事で苦戦することが予想できます。

幼い頃は、1日30分でも練習に専念するのは辛い事かもしれません。

しかし、一定の練習量をこなさなければ、楽器は上達しにくいのが特徴です。

音楽の習い事でも、合唱の場合は、あんまり歌い過ぎると喉を壊してしまう可能性があるため、必ずしも膨大な練習量が必要とは限りません。

音楽の習い事も、声楽か楽器か、どちらかを学ぶかによって練習に求められるものが変わってきます。

ピアノでもバイオリンでもギターでも、楽器の上達は練習が不可欠なので、練習嫌いな子供の場合、親がしっかり練習を促さないと、上達するようにならないかもしれません。

これまであまり練習をしていなかった子供の場合、上達をしなかったのは当然のことで、これから練習をするようにすれば、もっとうまくなる可能性が十分になります。

ただし、子供が音楽の習い事で練習する気がないようであれば、そのまま習い事を続けても上達する見込みが薄いため、別の習い事をさせた方が良い場合もあるでしょう。

音楽の習い事は「親のサポート力」が必須

音楽の習い事は「経済力」や「送迎」など親のサポートが必要になります。

音楽の習い事で伸びる子の特徴として、「親にサポート力がある」という点が挙げられます。

サポート力というのは、主に「経済力」「送迎」「自宅練習への関わり方」の3つが重要です。

経済力

子供が小さい頃から音楽の習い事を始めると、月謝の他に「発表会の準備費用」や「楽器の購入」など、色々とお金がかかります。

特にギターやバイオリンなどの弦楽器の習い事は、成長するにつれて、楽器の「買い替え」が必要になるため、親にとって大きな負担になりがちです。

ただでさえ何万円もする高い楽器を何度も買い替えることは、経済力がなければ続けられません。

ピアノのように、成長してもずっと使い続けることができる楽器の場合は良いですが、バイオリンなど買い替えが必要になる楽器は、音楽の習い事を始める前に慎重に検討する必要があるでしょう。

送迎

自宅からすぐ近くにある音楽教室の場合は送迎不要で良いですが、遠方の教室に通う場合は親の「送迎」の負担が重くのしかかります。

ピアノの場合は、レッスンバッグに楽譜と簡単な筆記用具くらいを持ち運ぶだけなので楽ですが、バイオリンやギターのように楽器を持ち運びしないと行けない場合、小さい子供が一人で抱えて通学するのは難しくなってしまうため、どうしても親のサポートが必要です。

共働きで送迎が難しいと感じている場合、自宅から子供が一人で通える範囲に音楽教室がないと、通学は難しいので、諦めないと行けない場合が出て来るでしょう。

自宅練習への関わり方

音楽の習い事の上達に、実は一番大きな影響を与えている親のサポートが「自宅練習への関わり方」かもしれません。

これまでご説明してきた通り、「楽器の上達は練習が不可欠」であり、いかに自宅で練習をできるかが大きなポイントになっています。

しかし、幼児~小学校くらいまでは、子供も遊びたい盛りで、自分から積極的に楽器の練習をしたがらない子供も多いです。

そのため、子供が小さい頃は、親がある程度「練習を促す」ことが必要になります。

ただ、「練習をやりなさい」と子供に命令するだけではなく、実際に子供の練習につき合ってあげることが大事です。

子供も親が練習に一緒につき合ってくれるとなると、「大好きなお母さんが見守ってくれているなら…」と、練習嫌いな子供でも、渋々と取り組んでくれるでしょう。

子供に無理やり練習させることは、習い事を嫌いにさせる原因になる可能性があるため、できるだけ口出しをしたくないと考えている人も多いかもしれません。

しかし、まだまだ自己判断能力がない小さな子供の頃は、ある程度親が促してあげないと、練習不足で上達できないという問題を解決することができないでしょう。

特に弦楽器の習い事の場合、自宅で練習をする時には、子供がまだ小さい間は、親が「調弦」をしてあげる必要があるため、練習につきそう必要があります。

つまり、音楽の習い事で上達する子は、それだけ親や家族のサポートに恵まれているケースが多いのです。

子供を音楽教室に丸投げするだけでは、なかなか子供が上達しないのが音楽の習い事の難しいところかもしれません。

音楽の習い事は「講師との相性」が大事

講師との相性が悪いと音楽の習い事はなかなか伸びません。

音楽の習い事で子供にやる気があって、一生懸命練習もしているのになかなか上達しない場合は、「講師との相性の悪さ」が影響している可能性があります。

ピアノやバイオリンなど音楽の習い事は、一般的にマンツーマンの指導になることが多いですよね。

密室で子供が講師と二人きりになるため、講師の子供への影響力は非常に大きいと言えます。

講師の中には子供の扱いが上手な人もいれば、反対に下手な人もいるため、子供との相性が悪いと、子供が必要以上に緊張してしまったり、居心地の悪さを感じてレッスンに集中できていない可能性があるでしょう。

音楽講師というと、どこか優雅で優しい雰囲気をイメージする人も多いかもしれませんが、実は性格や口調がきつい人が意外に多く、それを苦にして音楽の習い事を辞めてしまう人も少なくないのです。

子供の扱いに慣れていない講師は、子供用に話を噛み砕いて説明するのが苦手なので、子供にとって説明が分りにくい場合も多いでしょう。

子供の方も先生に対して「怖い人」という印象を抱いてしまうと、レッスン中ずっと威圧感を感じながら練習することになってしまい、緊張からミスを招いたり、レッスンが楽しくなくなってしまう可能性があります。

相性の悪い音楽講師との習い事を放置しておくと、子供はどんどんやる気がなくなってしまうので、早めの段階で子供からのSOSのサインに気づいてあげることが重要です。

周囲で「あそこの音楽教室は、ちょっと厳しいけどしっかり教えてくれて良いよ!」と評判である場合、入会するのであれば、それなりにレッスンが厳しいことを覚悟した方が良いでしょう。

「週に1回自宅で30分くらい練習すれば、スラスラ弾けるようになるでしょ」などと甘く考えていると、音楽の習い事を始めてから、想像以上の厳しさに後悔をする可能性が高くなります。

「ちょっとピアノが弾けるようになれればいいな」くらいの気持ちで、厳しい音楽教室に入会してしまうと、音楽への情熱の捧げ方にギャップがあり過ぎ、音楽講師と子供の相性が悪い場合があるので注意が必要です。

軽い気持ちでピアノを弾けるようになりたいと考えているのであれば、初心者を歓迎している個人経営の音楽教室などに通った方がおすすめです。

初心者向けの個人の音楽教室であれば、月謝も安く、無理なスパルタ指導はしないので子供も安心して通うことができるでしょう。

ただし、子供の性格によっては、ちょっと厳しくしてくれる音楽講師の方が相性が良く、ぐんぐん伸びる可能性も当然あります。

きつい指導をされてもへこたれないメンタルの持ち主であれば、厳しい音楽講師もおすすめです。

逆に口調がきつい音楽講師だと、子供が委縮してしまうようなら、音楽講師の穏やかな性格を重視して習い事を探した方が良いでしょう。

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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