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子供も親もやる気が続かない?!ギター教室のよくある問題点を解決

音楽

 

監修者:ララボ運営責任者・子供プログラミング家庭教師  石川大貴

ギター

子供がギター教室に通う前に知っておきたい、よくある問題点と解決方法についてご紹介します。

ギター教室は、近年子供の習い事として密かに人気が高まっています。

小さい頃からギターやドラムが演奏できる子供は、「スーパーキッズ」としてテレビでも注目をされたりしますよね。

ギター教室に通い始めるきっかけは、「子供本人のやる気」や「親の希望」など様々です。

しかし、いざギター教室に通ってみたら、「やる気が続かない…」という声が結構あります。

今回はギター教室に通う前に知っておきたいよくある問題点をまとめてみました。

また、現在まさに子供のギター教室で悩んでいる人は、これからご紹介する解決方法を是非試してみて下さい。

問題①先生との相性が悪い

子供がやる気をなくす原因の一つである「ギター教室の先生との相性」は重要です。

子供が「ギター教室に行きたくない!」とレッスンを拒否するようになり、頭を悩ませる親は意外に少なくありません。

子供がギター教室に行きたがらない場合、よくある原因が「先生との相性の悪さ」です。

我慢強い子供の場合、先生との相性の悪さにずっとストレスを抱えてしまい、言い出せないケースもあるでしょう。

ギター教室の先生との相性が悪いと、子供はいくらギターが好きでも、レッスンを受けるのが嫌になってしまいます。

自宅では一生懸命にギターの練習をしているのに、なぜギター教室には行きたがらないのか?

そんな時ほど、先生との相性を疑ってみた方が良いかもしれません。

特にマンツーマンの個別指導を受けている場合、逃げ場がなくなってしまうので、相性の悪い先生とのレッスンは苦痛そのものです。

先生との折り合いが悪いことからレッスン嫌いになり、最終的にはギター嫌いに発展する可能性もあります。

特に子供が親の希望でギター教室に通っている場合、本人がやりたくてやっているわけではないので、余計にやる気をなくしてしまいやすいです。

子供がこうした相性の悪い先生とギター教室でレッスンを受けている場合、やる気を完全に失ってしまう前に早めに対処するのが重要です。

完全にギターレッスンを嫌いになってしまうと、いくら子供を説得しても、引き戻すのは難しくなってしまいます。

もしもギター教室に他にも先生がいる場合は、担任を変えてもらうのも一つの手段です。

ただし、担任を変えると、それだけギター教室内で顔を合わせにくくなるというデメリットもあるため、担任変更は慎重に行う必要があります。

また、マンツーマンのレッスンが苦痛に感じている人は、ギター教室のレッスン方式を思い切って「個別⇒グループ」に変えてみるのもお勧めです。

相性が悪い先生でも、マンツーマンではなくグループになれば、接する時間が少なくなるので、それだけ苦痛も和らぎます。

問題②練習嫌いで子供が飽きてしまう

ギター教室は練習嫌いの子供の場合、やる気をなくしてしまう可能性があります。

ギター教室を途中で挫折してしまう子供に一番多い原因は、恐らく「練習嫌い」でしょう。

どのような習い事でも「練習」は大事だと思いますが、特にピアノやギターなどの楽器類は、上達するために「練習」が欠かせません。

そのため、練習嫌いな子の場合、ギター教室に長年通ってもなかなか上達せず、やる気をなくしてしまうケースが後を絶たないのです。

目に見える上達というのは、子供にとって大きなやる気につながります。

しかし、その目に見える上達がないと、子供はどんどんモチベーションを失ってしまいます。

ギター教室のレッスンの時しかギターを触らないような子の場合、上達は実感しにくいでしょう。

特にピックを使ったアコースティックギターやエレキギターの場合、小さな子供には演奏が難しく親のサポートなしで継続するのは難しくなります。

小さな子供の場合、よほど本人がギターに興味がないと、自発的に練習をすることは少ないでしょう。

特に親の希望で子供をギター教室に通わせた場合に、練習嫌いから上達せず、ギター教室を途中で挫折するのはよくある失敗例です。

そのため、ギターを習うなら、「本人のやる気」を確認してから始めましょう。

実際、中学や高校になってから、子供が自分の希望で始めたほうが、ギターの習い事は上手くいくケースが多いです。

親が放っておいても自分でやる気を出して練習に取り組むので、みるみるギターが上達します。

練習嫌いというのは、それだけ「ギターに興味がない」という子供からのサインの可能性があります。

ギター教室のレッスン以外で子供がギターに積極的に触ろうとしないのであれば、無理に通わせ続けるのは良くありません。

一度ギター教室を「休止」もしくは「退会」してみて、様子を見てみるのも必要かもしれません。

ギター教室を休止もしくは退会して、子供が「やっぱりギターをやりたい!」と思うのであれば、その時にもう一度レッスンを再開してみましょう。

逆に、ギター教室を休止もしくは退会しても、子供が全く未練を残していないようであれば、その子には「合わなかった」と諦めることも大切です。

問題③機材の購入やメンテナンスでお金がかかる

ギターの購入やメンテナンスにかかる費用についてチェックしてみましょう。

ギター教室に入れてみて、親側の不満としてよく挙がるのが「費用」の問題です。

習い事の中でも、「道具」を使うレッスンは、維持にそれなりのお金がかかります。

特にギターの場合は、種類によってかかる費用が大きく違ってきます。

ギターの中で一番お金がかからないのは、クラシックギターです。

クラシックギターの場合は、基本的にギターが一本あれば十分です。

しかし、エレキギターやアコースティックギターの場合は、ギター本体の他に以下の費用がかかります。

■アンプ…1万円前後
■シールド…5千円~1万円前後
■ピック…材質によって数百円~数円前後

また、エレキやアコースティックギターは、「ネック(矯正で1万円前後)」や「ナット(交換で8千円前後)」の修正も必要になる場合があります。

ギター教室の月謝以外にあまりギターの維持にお金をかけたくない場合は、クラシックギターの利用をおすすめします。

そして、ギターは種類を問わず、良い音色をキープする為には、定期的に「弦交換(種類によって五百円~千円前後)」も必要になります。

少しでもメンテナンス費用を節約したい場合は、楽器屋に弦交換を依頼するのではなく、自分でやるのも一つの手段です。

ただし、弦交換は素人がやると失敗する場合もあるので、ギター教室や楽器屋などで一度しっかりメンテナンス方法を教えてもらうのが重要です。

弦交換がしっかり出来ていないと、ギターの音色に影響しますので、メンテナンスはしっかり行いましょう。

使用するギターによっては、親が想像していたよりも「メンテナンス費用がかかる」と感じる場合もあるので、使用するギター選びは重要です。

ギター教室のレッスンだけであれば、平均的な月謝の相場は8千円~1万円前後で済みます。

ギターはデリケートな楽器で、メンテナンスが大変なので、ずぼらな人とは相性があまり良くないかもしれません。

エレキやアコースティックをギター教室で使用する場合は、あらかじめ高いメンテナンス費用がかかることを覚悟しておきましょう。

子供がギターを検討している方へ。おすすめの記事はこちら。

【解決法】ギター教室を変えてみる!

失敗しないギター教室選びのポイントをご紹介します。

子供がギター教室の先生と相性が合わずにやる気をなくしている場合、「担任」や「レッスン方法」を変更する方法があります。

しかし、担当の先生やレッスン方法を変えても、子供が繊細でギター教室内で相性の悪い先生と顔を合わせることを極端に嫌がる場合もあります。

特に子供と先生の関係が悪化してしまっている場合、今のギター教室に通い続けることは限界かもしれません。

子供がやる気をなくしている時は、親がその苦痛に出来るだけ早く気づいてあげることが大切です。

レッスンの度に、先生とのコミュニケーションにビクビクして、子供が怯えながらギター教室でレッスンを受けるのは時間と月謝の無駄。

そんな場合は、思い切ってギター教室を変えてみましょう。

ギター教室に入り直す場合は入会金がかかってしまいます。

しかし、子供がギターを完全に諦めてしまうことに比べたら、環境を変える方が長い目で見た時に安く済むかもしれません。

特に子供がギターが好きで、環境さえ変われば、再びやる気を取り戻しそうな場合は、ギター教室を変更するのが有効です。

長年通っているギター教室を辞めることは勇気が要りますが、世の中にはギター教室が色々あります。

例え1つのギター教室と合わなくなってしまっても、別のギター教室を探せば良いだけです。

子供が通いたくないと言い始めたのであれば、今のギター教室に拘る必要はありません。

合わないギター教室に無理やり通わせた結果、ギターを嫌いになるよりマシです。

また、先生との相性だけではなく、子供の技術が上達するに連れて、ギター教室と子供のレベルが合わなくなってしまうケースもよくあります。

そうした場合も、よりレベルの高いレッスンを求めてギター教室を変える人が少なくありません。

最初に決めたギター教室がベストであるとは限らないのです。

親よりも実際にレッスンを受けている子供の意見に耳を傾け、その時々で最適なギター教室を見つけましょう。

投稿者

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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