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子供の興味に火をつけるドラム教室の選び方

音楽

 

監修者:ララボ運営責任者 石川大貴

子供ドラム教室

みなさんは、子供の習い事にドラム教室があることをご存じですか?音楽系の習い事の中でも親が思いつくものはピアノやバイオリンが多いのではないでしょうか?

子供の習い事としてはあまりメジャーではありませんが、リズム感が鍛えられることから脳トレにもいいと言われています。

今回は、子供の習い事としてドラム教室に興味がある方へ、ドラム教室の選び方についてご紹介していきます。 

教室に通う前に|ドラムという楽器の特徴を知る

ご存じの通り、ドラムはメロディー楽器ではなく、リズムを生みだす楽器です。

リズムが体に染み込んで、自然にスティックを叩けるようになるまでは、頭の中で常に数を数え、体を動かしていきます。

太鼓やシンバルは、叩けば音が出るという意味では、誰にでも簡単に始めることができるというメリットもありながら、ただ力任せに面白半分で叩いていいわけではありません。

さらにドラムセットが倒れたりすると危ないので、レッスン中に走り回ったりできません。

そう考えると、小学校低学年くらいまでの子供では、子供の性格や特性によってはドラムを習う事自体が難しくなってくるということを知りましょう。

【例外】子供の強い興味がある・先生が生徒の興味に火をつけられるタイプである

ごくまれに子供がドラムに興味を持って、教室に通い始める場合があります。子供の強い興味、または講師である先生が「生徒の興味に火をつけられるタイプ」であれば、小学校低学年以下でもドラム教室に通うことは可能です。

直接、教室に問い合わせをして、確認してみましょう。

リトミックや鍵盤楽器など他の楽器を先に習う

 幼少期の頃は、どうしても目の前に何かがあれば、触って叩いて感触を確かめますよね。

状況に応じて自分の行動を制御すること自体、発達方面から見てもまだ難しい年齢。

それならば、ピアノやエレクトーンなどを先に習っておき、将来的にはドラムに移行するという方法もあります。

鍵盤楽器の中でもエレクトーンは楽器からリズムを流しつつ練習をしますので、リズム感を鍛えておくことが可能です。ドラムの説明や期待できる効果などをもっと知りたい方はこちら

 子供の興味に火をつけるドラム教室の選び方

次にドラム教室の選び方についてご紹介します。

【選び方1】ドラムを習う目的を子供と確認する

まずはドラムを習う目的を、親子でしっかりと確認しておきましょう。

・興味を持ったから始める
・学校以外のコミュニティ、友達がほしい
・親以外の人との関わりを求めて
・音楽系の珍しい習い事をしたい、など

目的は何であっても構いませんが、ドラム教室選び、先生選びの方向性としてとても大事なことです。

例えば、バンド演奏をやりたいのに、個人の先生と2人きりのレッスンだと物足りなく感じますし、趣味の範囲で好きな曲を練習したいのに、プロ並みのこだわりで指導されてもドラムが嫌になってしまいます。

また、先ほどもご紹介しました通り、ドラムという楽器はふざけて走り回ったりすると機材が倒れてケガをしてしまう可能性もゼロではありません。

たかが習い事と思わずに、目的をしっかりと確認しておき、体験レッスンなどを受けるようにしましょう。

【選び方2】グループレッスンか個人レッスンを決める

ヤマハ音楽教室など、大手音楽教室には子供向けのドラム教室がある場所があります。希望すれば個人レッスンも可能ではありますが、習い始めの頃はグループレッスンであることが多いです。

子供の性格・特性や気質などを学校の様子から判断して、グループレッスンが向いているのか、個人レッスンがいいのかを検討します。

例えば学校で、「落ち着きがない、集中力がないと言われている」場合、「人前や人ごみが苦手」である子供の場合、グループレッスンよりは個人レッスンの方がいいでしょう。

さらに、子供の様子に合わせてレッスンを進めてくれるタイプの先生がいいですね。特性をうまく組んで、モチベーションにつなげていける先生がいますので、教室や先生に相談してみましょう。

その際、個人教室の場合、子供と合わなそうだと感じても申し訳なく感じてしまって、入会を断れないということがないように気をつけましょう。

グループか個人かは子供の発達やレベルに合わせて変えればいいです。

一度習い事の教室に入会したら、ずっとやめられることができないのではないか、と考えてしまう方もいますが、子供の発達やレベルに合わせて先生や教室を変えていった方がいいです。

レッスン形態のパターンは様々です。

・個人レッスン→別の先生の個人レッスンに変える
・グループレッスン→個人レッスンに変える
・個人レッスン→グループレッスンに変える

習い続けるうちに、先生との相性が合わない、グループの他の子よりも早く上達してしまった、あるいは大幅に遅れてしまった。下校時間が遅くなりレッスン時間が合わなくなった、ということも発生してきます。

ずっと同じ教室に通い続けることにこだわらず、柔軟に対応していくこともドラムへの興味を持続できる1つの方法です。

【選び方3】通える範囲のドラム教室があるか調べる

習い事は通える範囲の教室を選びましょう。モチベーションが高く、何があっても教室に通いたいという場合を除いて、通う距離の負担は習い事への興味を失わせてしまうきっかけになります。

自宅から、学校から、1人で通うのか、親が送迎するのか、などライフスタイルを確認して調べましょう。レッスン以外のところで親子ともあまり負担にならない形である方が続けやすいですね。

【選び方4】子供と体験レッスンを受ける

 実際にいくつかのドラム教室の体験レッスンを受けてみましょう。

「ドラム教室 子供 地元の名前」で検索すると、子供歓迎のドラム教室や先生の候補がわかります。

体験レッスンを受けるポイントは、大手音楽教室、個人教室、この両方を受けてみることです。

習い事は子供と先生の相性によって、ふり幅が大きくなりますので、先生との相性を最優先で考えた方がいいでしょう。

しかし、1か所の体験レッスンではよくわからないものです。

欲を言えば、大手音楽教室、個人教室ともに2か所ずつ体験レッスンを受ければ、それぞれの違いがわかるのですが、早く習い始めたい場合は1か所ずつで検討してみましょう。

予算や楽器購入の問題、家での練習方法などを先生に細かく確認します。

確認項目としては以下を参照してください。
・初期費用にいくらか:楽器購入、入会金、月謝、教材
・定期費用にいくらか:月謝
・突発的費用にいくらか:教材、発表会など

上達してくるとメトロノームなどの別の費用が発生するかもしれませんが、その辺りも含め事前に確認しておきましょう。

 特に家での練習方法、楽器購入の件は、家の環境の問題(防音対策ができているのか、近所への騒音問題はクリアされているか)も含まれますので、先生の意見を聞いてみましょう。

 【選び方5】最終決断:通える範囲・相性の合う先生がいるドラム教室を選ぶ

最終決断として、通える範囲に相性の合う先生がいる教室を選びます。もしどうしても判断に迷った場合は、大手音楽教室のグループレッスンでドラム教室に通ってみましょう。

同じ目的を持って習いに来ているクラスメイトの子供を見て、ドラムを習うということがどういうことなのか、親子ともにわかってくると思います。

できるだけ、子供が「やってみたい」と思ったその時に、体験できることが子供の興味に火をつける大きなポイント。

「ちゃんと練習するの?」とか、「音が大きくて近所迷惑になるからダメ」と頭ごなしに否定するだけではなく、どうすれば「できる」という方向にいけるのかを親子で考えてみるといいですね。

子供の興味に火をつけるドラム教室の先生の見分け方

どの習い事も同じですが、講師である先生にはそれぞれの教え方のスタイルがあることを知りましょう。

先生には教え方のスタイルがあることを知る

個人教室の先生に多いのですが、先生によっては、大人にしか教えない・初心者には教えないスタンスを取っている先生もいます。

先生のやり方に生徒がついていく教え方をする方もいますし、逆に生徒に合わせた指導に徹底的に行っている先生もいます。

一概にどの教え方が良く、どの教え方が悪いということはなく、正しい・間違えているということでもないということを理解しましょう。

人の数だけ考え方は違っていて千差万別。子供の興味関心モチベーションや習い事の目的と、先生の相性が合っていれば失敗はしません。実際に体験してみた「子供の反応」を大切にしましょう。

スモールステップで子供のチャレンジを認める先生は子供の興味に火をつけやすい

習い事でのレッスンはチャレンジの連続です。

子供のスキル、言葉の理解からつながる運動神経の把握、つながっていない箇所の原因を子供に伝えるコミュニケーション力、発達に応じたレッスン内容が組めることで、子供がステップアップしていきやすくなります。

「今日もできなかった」ではなく、「またできた」「頑張ったらできた」という小さな肯定の積み重ねを、親以外の大人の人に認めてもらうことで、子供は自分に自信を持つ事ができます。

ドラム以外でも、この小さな自信の積み重ねが、自己肯定感につながり、その後訪れる壁を乗り越えていける原動力になっていきます。

単に子供をほめるということと、子供のチャレンジした行動や気持ちを認めるということは大きく違います。

 その違いを使い分けられる先生は、子供の興味を消さずに才能をうまく引き出せる先生、と言ってもいいでしょう。

先生に丸投げしない姿勢を持ち親にできることをやる

家でも練習できるように消音タイプのドラムセットを購入する、教室までの送り迎えをする、防音対策を整えるなど、親にできることは主に環境の用意です。

「お金を払って教室に通わせているんだから、ちゃんと教えてくれないと」という姿勢を取る前に、子供に「練習しなさい」と口を出す前に、親にできることをやりましょう。

そのような環境作りや親の姿勢は、先生にも子供にも伝わります。

まとめ|相性のいい先生がいるドラム教室で子供の好奇心を育てよう

ドラム教室の選び方について、いくつかのポイントをご紹介しました。リズム感を鍛えられるドラム教室は、子供だけではなく大人や年配の方にも人気の習い事です。

ストレス発散や気分転換目的で通っている方もいますが、その理由としてはやはり一定のリズムを刻む心地良さがあるようです。

ぜひ、いろんなドラム教室を見学し、体験レッスンを受けてみてください。親子でドラムのレッスンを始めてみるのもいいですね。

投稿者

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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