勉強をしない高校生にしてはいけない4つの接し方

勉強・学習塾

 

「高校生の子供が勉強しない・・・」

「親としてどういう叱り方をすればいいの?」

上記のような疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

この記事では、勉強しない高校生の子供に対し、「親はどのような態度をとればよいのか」「どう叱るのが適切なのか」を解説していきます。

親がどう接するかで子供の学習態度は一変します。

間違った接し方をしないよう、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

高校生が勉強しない3つの理由

それではまず、高校生が勉強をしない3つの理由についてみていきましょう。

勉強する意味を見出せていない

そもそも勉強をする意味を見出せていないという高校生は多いです。

日本の教育においては、「自分が本当にやりたいことをやる」ことよりも 、親や先生に「やらされて」育っている一面が強いからです。

将来のために勉強した方が良さそう、というのは分かっているものの、「何のために勉強するのか」「今やっている勉強が将来何の役に立つのか」が分からないという状況にあるのです。

意味が見出せていない状況だと、目の前の勉強に集中できるはずがありません。

そういった高校生は逆に、勉強する目的が見つかると、お父さんお母さんが何も言わなくとも自分から机に向かい始めます。

何から手を付けたらよいのか把握していない

やるべきことが多すぎて、何から手を付けたらよいか把握できていないという高校生もいます。

高校のカリキュラムや、今の自分の苦手科目や苦手範囲を把握していないため、自分が何をするべきなのか分からないのです。

高校生になったばかりだと、自分で現状の学力を分析し、勉強計画を立てることは簡単ではありません。

まずは何をすべきなのかをハッキリとさせてあげることも、重要なサポートとなるのです。

高校生だと部活などに忙しく、塾に通うことを進めるのは現実的に難しいケースが多いでしょう。最近では、オンラインで自分のペースで自宅学習できるサービスもたくさん出てきているのでそれらを活用するのも一つの手です。

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ただし、あくまで「やらせる」のではなく、「自分で決めてやる」ことが大切です。

親がやるのは情報を提供して見守るところまで。「こんなのがあって、お金なら出すけどやってみる?」と声がけしてみると良いでしょう。自分で調べながらどんな勉強ができるのか具体的にイメージすることで、何か湧いてくるビジョンやモチベーションもあるかもしれません。

「勉強はあなたに任せているからね」という態度の方が本人のやる気をつけることも往々にしてあります。

スマホとテレビの誘惑に負けている

やはり現代の高校生に多いのは、スマホとテレビの誘惑に負けてしまっていることです。

勉強中もスマホを手放せず、通知が来るたびに勉強を中断してしまうケースは多々あります。

取り上げると逆効果になってしまうこともあるため、うまく向き合うように整えるしかありません。

向き合うことができないようであれば、誘惑を遮断できるような環境を作っていく必要があります。

やる気がでないのは親の責任?勉強しない子供との接し方

やる気がでないのを子供のせいばかりにしてしまっていませんか?

以下では、勉強をしない子供とどう接するべきかという点について詳しく解説していきます。

親の接し方ひとつで、子供の勉強態度が大きく変わることもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

無理に勉強させない

勉強に対してやる気がない子供に対して、無理やり勉強させることはやめましょう。

やる気は自分の中から内発的に出てくるものであるため、何か言われたからといってやる気が出てくるわけではありません。むしろ、逆効果です。やる気は、取り組んでいるうちに自然と出てくるものなのです。

勉強を始めたタイミングは集中力が散漫かもしれませんが、そのうちに自然と集中力も上がります。

子供がもし、勉強にやる気がない状態が続いているのなら、それは勉強が今の自分に必要ないと思っているからです。

「勉強する意味が分からない」「勉強する必要性が感じられない」というのは、自分の将来と勉強とをうまくひもづけできていない状況にあるからかもしれません。

親の接し方としては、ただ勉強を強制させるのではなく、将来のためになぜ勉強しなければいけないのかを子供と一緒に考えることが大切です。

そのためにも、情報収集に協力したり、大学を一緒に調べてみたり、何か興味のある分野や仕事があるならば具体的に調べて、体験したり見に行ってみたり。

一見、勉強とは関係ないように思えるかもしれませんが、むしろそうした「自分で考える」ことを促す体験や環境づくりが大事なのです。

見守るスタンスが大事

お父さんお母さんがあまり深入りすることはよくありません。あたたかく見守るくらいのスタンスが丁度よいです。

見守るスタンスをとっていることで、子供の方からテスト勉強などの質問をしてくる時もあります。そうしたときは親として、子供が勉強を円滑に進められるようにサポートしましょう。

親が頼りになる場面では必ず子供は親を頼ります。勉強を教えることだけがサポートではありませんので、子供の状況にあったサポートを心がけるとよいです。

基本的に求められてサポートするとき以外は、放置してあげましょう。

また、思うように勉強が進まないようであれば気分転換を促してあげることも重要です。

ちょっとした散歩やおやつを食べるだけでリフレッシュになることもあります。

子供が勉強に向かっているときはそっと見守り、子供が悩んでいるときに手を差し伸べる程度の距離感を持っておくことを覚えておきましょう。

物で釣らない

お金やゲームといったもので釣るというのは基本的によくありません。

子供は一度物をもらうと勉強することが目的ではなく、ご褒美をもらうことが目的になってしまうためです。

そのまま目的が変わらない状態が続くと、ご褒美なしでは勉強できない子供になってしまう恐れもあります。

もし、ご褒美をあげたいというのであれば、短期的ではなく長期的な間隔でのご褒美を与えるとよいです。

長期的な期間をもってのご褒美であれば、学習の習慣がつきやすく、子供の勉強も捗るでしょう。年間目標などの形でご褒美をあげるのがおすすめです。

たとえば、1年間どれだけ点数が伸びたかによってご褒美のレベルを変えるという風にしてみるのです。子供の興味の引きやすいように工夫しましょう。

勉強する意味、目的を語り合って

お父さんお母さんからしてみれば、「高校生なのだから、勉強するのは当たり前」と思うかもしれません。しかし、まだ高校生である子供からすれば「何のために勉強しなければいけないのかわからない」という考えが起きて然るべきなのです。

ただ逆に言えば、勉強する理由や目的さえ明確になれば、子供は自発的に学習を始める可能性が高いです。

たとえば、「大学に合格するため」「留年しないため」というのが勉強する理由になりやすいです。しかし、尻に火が付くような状況でない限り頑張らないというのは、あまり望ましくありません。

良い目的や勉強する理由というのは、もっと中長期的で子供の人生にかかわるような視点で探すと見つかります。高校生にはまだ難しいですから、そこはお父さんお母さんが相談にのって一緒に考えていきましょう。

「何かしないと落ち着かない」親御さんへ|叱る際の注意点

見守る方がよいと分かっていても、勉強しない子供に対して我慢し続けるのも大変なものです。

そこで以下では、叱る際の注意点を紹介します。

「もう心配で我慢ができない」というお父さんお母さんは以下の注意点に気を付けたうえで叱るようにしましょう。

「あれもこれも」とついでに叱らない

あれもこれも、同時に叱りつけてはいけません。

たとえば、「いつまでテレビばかり見ているの!」と叱り始めたついでに「そんなんだから1学期は成績が下がったのよ」「やるといってた問題集も結局やっていないじゃない」「机の周りいつも散らかってる」など、叱る内容を重ねてしまわないように気を付けましょう。

あれこれ同時に叱ってしまうと、子供は「お母さんは自分に対するイライラをただぶつけているだけだ」と思い込み、真意をくみ取ってくれない可能性があります。

今、子供に一番伝えなければいけないことは何でしょうか。

1つだけ絞って、叱ることが大切です。 

叱った後は普段と同じように接する

叱った後は、お父さんお母さん側から気持ちを切り替えるように配慮してあげましょう。

もちろん、機嫌を取るようにして、下からでていく必要はありません。ただ、言うべきことを言った後は、できるだけ普段と同じように振る舞うだけです。

感情が高ぶりすぎると簡単ではないですが、子供が社会人になって勤めたり、家庭を持ったりしたとき、他人をどのように叱り、そして関係を維持していくか、その方法を学ぶことにもつながるからです。 

よその子供と比較するようにして叱らない

叱るとき番気をつけたいのは、「よその子ども」「親戚の子供」「兄弟」などと比較しないことです。

人にはそれぞれに長所短所があるもの。ある一面だけを切り取って、「○○くんはあんなに勉強しているのに」などと子供を叱ることは、子供自身の自己肯定感を損ねてしまう可能性が高いからです。

「塾には休まずに行くと約束したよね?」「○時間もYouTubeばかり観るのはよくない」など、あくまで親子間のことだけを叱るようにしてください。

闇雲に叱らず頑張る意味を伝える

闇雲に叱らず、「なぜ頑張るのか」を説くように叱ることが重要になります。頑張る意味を知ることで子供は、自発的に頑張ろうとするためです。

たとえば、学校の定期テストは、各教科の評定を決めるものであり、特に推薦入試においては合否に大きな影響を与えます。

また、将来、日本学生支援機構の奨学金を利用する場合、評定によって利用できる奨学金の種類も変わります。

子供が「大学入試の勉強はもっと先になってからでいい」と考えているようであれば、直近の定期テストが将来の進路にどう影響するのかを伝えるようにして叱りましょう。

まとめ

この記事では、勉強をしない高校生の子供に対し、どのような態度をとればよいのかということを中心に紹介してきました。

高校生になって体が大きくなっていても、まだまだ社会を知らない子供同然です。

自分の将来になにが必要で、何が不必要なのかを考えることすらも簡単ではないのです。

記事でも紹介しましたように、基本的に見守るスタンスをとりつつも、子供が望んだ時には適切なサポートをしてあげるようにしましょう。

参考サイト:
https://cocoiro.me/career/article/47235
https://www.tomonokai.net/sh/yaruki/
https://benesse.jp/kosodate/201506/20150626-5.html

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