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子供の集中力を上げる習い事・方法とは?|集中できる環境を作る方法

習い事

 

監修者:ララボ運営責任者・子供プログラミング家庭教師  石川大貴

集中する子供

「うちの子ども、集中力が低いかも…」

「集中力を上げる方法ってあるの?」

こういった疑問をお持ちのお父さんお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、「本来子どもが持つ集中力の限界」「子どもの集中力を上げる方法・習い事」の2つをメインに紹介していきます。

集中力は、子どもの勉強やスポーツに大きく関わるため、成績やパフォーマンスに直接的に影響してきます。

中には、今日から子どもに対してできるサポートもありますので、ぜひ参考にされてみてください。

子どもが集中していられるのは10分間だけ?

子どもが、何か一つのものに集中できるとされている時間は10分や20分程度とも言われています。それも、小学校3年生の子どもの場合なので、それより下の学年になると、更に集中できる時間は減ります。

「うちの子は集中力が無い」と悩んでいるお父さんお母さんも、これを聞いて少し安心したのではないでしょうか。そもそも、子どもが集中できる時間というのは、かなり限られているというわけです。

しかし、集中力は高めることができます。以下で、その方法や集中力をアップすることのできる習い事について見ていきましょう。

子どもの集中力を高める方法3選

子どもの集中力は、訓練次第でいくらでも高めることができます。

集中力を高めることで、スポーツや勉強など、色々な場面で役に立ってくれるでしょう。

それでは、具体的な工夫の方法について以下で紹介していきます。

遊び感覚で勉強できる工夫をする

「はい、今から集中してください」と言われて集中するのは、大人でも難しいですよね。勉強をしてほしいばかりに、無理矢理集中を強要するような状況を作り出してしまってはいないでしょうか。

子どもはある場面において、かなり高い集中力を発揮することができます。それは、自分自身が楽しめているときです。

例えば、ゲームやテレビに対して、子どもは無限の集中力を発揮します。それは、楽しくて集中していることすらも忘れてしまっているためです。無意識に集中を維持している状態であるとも言えるでしょう。

つまり、勉強や宿題に対して、楽しく向き合わせることが何より重要であるということです

例えば、国旗を覚えるのであれば神経衰弱ゲームの要素を取り入れたり、英単語を覚えるのであれば音楽に合わせて覚える。など、楽しめるようにしてあげることで、集中力も上がりやすくなります。

また、現代には、楽しみながらできる知育系のゲームも数多くあります。しかし、わざわざゲームを購入する必要もありません。

「楽しく勉強してもらおう」という心掛けとひと工夫が、子どもの集中力を伸ばす一番のサポートになるのです。

集中できる環境を作る

集中のしやすい環境を意図的に作ってあげるというのも一つの方法です。

子どもが集中できないのには、環境が原因となっている可能性があります。

集中力を欠くような原因を全て排除し、気持ちよく勉強できる環境を作ってあげることで、一気に集中力が上がることがあります。

例えば、子どもが使う勉強机は、どのような状態になっているでしょうか。

勉強机は、子どもが右利きである場合、窓が左側にくるように設置するのが望ましいです。そうすることで、光が差し込んだ際、自分の手の影で見えづらいということを防ぐことができますよね。

また、子どもの勉強机は棚が豊富についているため、色々なものを置いてしまいがちです。そういった棚に、カラフルなおもちゃ・人形といった集中力を疎外するものを置いてしまっていないでしょうか。

ふと目をやった時に気を取られてしまうようなものは、机の上に収納しない方が良いです。

また、茶の間で常にテレビを付けっぱなしのご家庭なども環境としてはよくないかもしれません。楽しいほう、ラクな方へとばかり誘導しやすい環境は、集中して何かに取り組む妨げになります。

更に、環境作りという点では、部屋の温度調整も大事な要素となります。

肉体的に苦痛となる環境下での勉強は、集中力が持続できなだけでなく、勉強に対してストレスを感じてしまうことにも繋がります。

それでは、勉強中に最適な温度や湿度はどれくらいなのでしょうか。

StudyHackerによる調査によると、部屋の温度は21~25度の温室。

部屋の湿度については、夏場は40~55%、冬場は45~60%程度が最適とのことです。

湿度が低いと目が乾燥し、高過ぎると不快感を感じやすくなってしまいます。子どもが勉強を始める前に、上記のような環境を作ってあげたいですね。

(参考サイト:StudyHacker

ゲームやスマホと上手く向き合う

勉強の敵として考えられがちなゲームですが、向き合い方によっては、勉強に良い影響も与えるということがに「朝日小学生新聞」による調査で分かっています。

まず、子どもの平均的なゲーム時間は約1時間ほどで、約9割の家庭には何らかのゲーム機があるとのことです。

また、ゲームをしている子どもと、していない子ども、全ての子どもを対象に、「集中と遊びの切り替えの上手さ」を調査した結果、ゲームをしている子どもの方が「集中と遊びの切り替えが上手であった」という結果もでています。

(参考:朝日小学生新聞『小学生の家庭におけるゲーム遊びの実態 』)

この調査から、「ゲームをしてはいけない」とむやみに子どもからゲームを切り離すのではなく、子どもに合ったルールを作り、上手く勉強とゲームを切り替えられるようにしてあげることが大事であると分かります。

子供の集中力がアップする4つの習い事

子供の集中力をアップさせるためには、習い事も有効的です。

普段とは違った環境に身を置くことで、緊張感を持つことができるため、より一層「集中する」ということを体で学ぶことができるでしょう。

それでは以下にて、集中力を上げるのにおすすめな習い事を紹介していきます。

ピアノの習い事で集中力アップ!

ピアノは、いかに集中力を持続させるかが重要となる習い事です。集中と休憩を繰り返すことで、子どもの集中力も自然と磨かれていきます。

例えば、ピアノは普段使わない指先をメインに使うので、脳の発達にも好影響をもたらしてくれます。

更にピアノでは、楽譜を読みながら正確に鍵盤を押さえなければいけません。感情表現も重要な要素であるため、弾く力の強弱も大事です。

また、曲のテンポも正しく保たなければいけないなど、集中する場面が連続で続いていきます。

大変な習い事ではありますが、曲を弾き終えた時の達成感や喜びは、何にも代えがたいものがあります。

そろばんの習い事で集中力アップ!

そろばんは、ピアノ同様、指先を使うので脳に良い刺激を与えてくれます。「頭が良くなる習い事」と呼ばれることも多いです。

耳にした数字をそろばんではじいては答え合わせをする。という動作を繰り返し行うことで、オンとオフの切り替えも非常に上手になります。

また、そろばんの習い続けることで、頭の中でそろばんをイメージして計算できるようになる「珠算式」を身に付けることもできるでしょう。

書道の習い事で集中力アップ!

静かな環境の中、一枚の紙に向かい筆を走らせるという動作を繰り返すことで、心強くも清い集中力を身に付けることが可能です。

また、綺麗な字はもちろん、美しい姿勢や礼儀作法も同時に身に付けることができます。これらは子どもにとって、一生モノの財産となるでしょう。

更に、学校の授業やコンクールでも活躍できるかもしれませんね。

競技かるたの習い事で集中力アップ!

映画『ちはやふる』の影響で一気に知名度の上がった「競技かるた(百人一首)」もまた、集中力アップにつながりやすい習い事の一つです。

ですが、「競技かるたって何?」という方も多いと思います。それでは、競技かるたをすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。下記をご覧ください。

・暗記力がつく
・学校で行われる百人一首大会で活躍できる
・一生楽しめる趣味になる
・国語の古文に興味関心がでる
・費用が非常に安く、経済的な負担が少ない
・全日本かるた協会の定める級位・段位を取れば、将来的に履歴書に書ける

集中力が高まること以外にも、上記のように、たくさんのメリットがあります。

初めてでも気軽に取り組めるのも魅力の一つです。近年人気の高まっている習い事ですので、一度体験してみてください。

習慣付けることで自主性と集中力を向上させてあげよう

勉強に対する集中力は、何より習慣付けることで向上します。

「気が向いたら勉強する」「たまに集中する」という状態では、集中力も中々上がりません。

筋力トレーニングと同じで、毎日の継続が必要なのです。また、毎日続けることで自主性が生まれ、勉強への向上心も生まれるようになります。

しかし、「勉強をしなさい」という直接的な働きかけは、自主性の成長を疎外してしまうので、あまりおすすめではありません。あくまで、子どもに合ったものを自然形でお手伝いするのが良いです。

例えば、先ほど紹介した「ゲームとの向き合い方」を参考にすると分かりやすいです。

「ゲームを〇分したら、どの教科でも良いから勉強を〇分するというのはどう?」という提案が考えられます。

あくまで、子どもの自主性に問いかけるということがポイントです。

家庭学習に人気のタブレット学習

「うちの子、集中力がなくて…」と勉強せずに困っている親御さんには、タブレット学習も選択肢に入れてみるのも一つの手です。

昨今のコロナ禍の影響で注目が高まっており、今後の家庭学習教材には、タブレットなどのオンライン教材が一つの主流になるのは間違いないでしょう。

普段は集中力がなくても、タブレットでやる学習ならば集中してできるという子もいます。

タブレット学習が向いているか、向いていないかはやらせてみないとわからない部分もあるので試してみるのもいいですね。

例えばスマイルゼミでは、料金は月額3,278(税込み)円〜です(※執筆時点:学年によっても変わります。公式ホームページにてご確認ください)

無料で資料請求ができるのでまずは詳しい情報を確認してみると良いでしょう。小学生と、中学生向けもあります。

子供の集中力を上げる習い事と方法・まとめ

この記事では、「子どもの集中力を向上させるにはどうすれば良いか」といったことを中心に紹介してきました。

集中力が着くことで、勉強やスポーツ、色々な場面で役に立ちます。集中するべき場面で、きっちりと集中することができれば、成長も加速し、子ども自身の人生もより良いものになるでしょう。

集中力を磨く環境を用意してあげられるのは、お父さんお母さんです。

記事で紹介した勉強机や勉強環境などへの対策はすぐにでもできます。ぜひ、子どもの力になってあげてくださいね。

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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