あなたは、珍しい習い事と聞いて、何を想像しますか?この記事では、習っていることで「珍しい!」と必ず言われる習い事を14個紹介していきます。最新の習い事も入れています。
名前が分かる習い事がいくつあったか数えてみてください。もし、全ての習い事の名前を知っていたら、あなたは習い事マスターです。
紹介する習い事の中には、「え、それって習えるの?」「周りに習っている人が一人もいない」というものがたくさん登場するはずです。子供でも大人でも、何か他の人があまりやっていないことをやりたい!という方は、ぜひご参考にされてみてください。
目次
珍しい習い事14選|意外性ばつぐん!
珍しい習い事をしていると、「え、なにそれ!」と周囲の注意を引くことができます。話題のネタにもなりますし、「他に誰も持っていない特技」を持つことができるのです。逆に、同じ競技を楽しんでいたり、目標を持って打ち込んでいる同志との出会いも、かなり盛り上がるでしょう。
つまり、珍しい習い事というのは、「その習い事を知っている人も、知らない人も、どちらに対してもかなりウケる」という素晴らしい特徴があるのです。それでは、以下で珍しい習い事を、9つ紹介していきます。
珍しい習い事①モトクロス
モトクロスと聞き、「バイクに乗って、あの凹凸の激しい危ない道を走る競技!?」と想像した方もいるかもしれません。モトクロスとは、まさにその想像した競技そのものです。
「バイクが必要という時点で、子どもにはできないのではないか」と思う人もいるでしょう。免許とはそもそも、公道を走るのに必要なものです。そのため、レース会場を周回するだけであれば、免許はなくてもOKということになります。
モトクロス教室は、車離れ・バイク離れをする子どもに「待った!」をかけるために、メーカーや業者が手を組んで始めたそうです。子供用のバイクを購入する必要がある場合もありますが、レンタルが可能である教室もあります。乗り物が好きだという子どもに勧めてあげたいですね。
珍しい習い事②日本舞踊
日本舞踊を習う。という感覚はあまり無いかもしれませんね。普段、あまり目にする機会が無いからというのもあるでしょう。日本舞踊は、子ども向けの習い事であるとも言われており、全国各地でたくさんの教室があります。
美しい所作、お行儀の良さなど、他では中々身に付けることのできない特技がたくさん身に付きます。着物を着付けることもできるようになるでしょう。それもまた、立派な特技です。
また、着物を着ている子どもというのは、大変に美しいです。男の子は、凛とカッコよく、女の子は、お人形さんのように可愛らしい。写真を撮る手が止まらなくなりますよ。
珍しい習い事③阿波踊り
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン♪」というお囃子言葉が有名な阿波踊り。徳島が発祥の地であり、日本三大盆踊りの一つです。
徳島でしか習えないと思いがちですが、実はそんなことはありません。東京都内では、高円寺を中心にたくさんの連(チーム)があります。さらに、「人生を、賭けて悔いなし阿波踊り」と言われるほど熱中する人が後を絶えない踊りでもあるのです。
皆さんがご存知の通り、本番は夏になります。しかし、お祭りのあるところに阿波踊りあり。ということで、秋も冬も、実は色々なところで踊っています。軽快な2拍子のお囃子に乗って踊ってみてください。その楽しさとリズムが、心と体が離れなくなりますよ。
また、阿波踊りは踊りだけではなく、鳴り物という楽器の集団を連ごとに持っています。鳴り物は、鉦、大太鼓、締め太鼓、三味線、しの笛、鼓(つづみ)から成り、オリジナル曲や歌謡曲を奏でます。「和楽器を経験してみたい」という子どもにもおすすめです。
珍しい習い事④ゴルフ
最近では、中学の部活動としての設立も増えてきており、ひそかな人気を誇るのがゴルフです。ゴルフ場の数があまり多くない東京都内・大阪府内には教室が少ないですが、郊外や地方には、多くの子ども向けゴルフ教室があります。
しかし、都市部にも打ちっぱなしの練習場の一部を借りて練習するゴルフ教室があるようです。ゴルフ自体は有名ですが、まだまだ習い事としては珍しい部類に入るでしょう。子どもの頃に習っておくと、社会にでた時、ゴルフをする上司や同僚と盛り上がることもできますね。男子も女子も楽しめるのもまた特徴です。
珍しい習い事⑤カポエイラ
カポエイラは、ブラジルで生まれた護身術であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
その昔、奴隷だった人々が「ダンスを踊ってます」というカモフラージュをしながら練習した武術が始まりなんだとか。カポエイラから生まれる軽快な動きは、当時、音楽に乗りながら技を練習していたからであると言われています。
また、カポエイラは、軽快でアクロバティックな動きが特徴です。そのため、練習を続けることで護身術が身に付くだけでなく、逆立ちやバック転ができるようになると言われています。
珍しい習い事⑥詩吟(しぎん)
一昔前に「吟じます!」で一躍、有名になった詩吟。
本来の詩吟は、教育文化振興事業の一環として、カルチャーセンターなどでたびたび教室が開かれています。日本の伝統芸能に触れておくことはとても大切です。これからの国際色豊かな日本では、きっと披露する場面も増えてくるでしょうし、海外に出ると必ずウケるからです。
小学生は数百円単位で受け入れてくれるところも多く、習い事として、実は穴場のような存在なのかもしれません。
珍しい習い事⑦ボルダリング
数々のメディアで取り上げられ、少しずつ有名になりつつあったボルダリングですが、東京オリンピック2020の種目に加えられたことで、一気に有名になりました。日本選手も活躍していましたよね。
狭くても高さがあればジムを開設できるため、ボルダリングを経験できるところもどんどん増えてきています。ボルダリングを習得することで、小さい突起部分を掴む「指の力」だけでなく、「体の柔軟性」「バランス感覚」「体幹」など、体全体を鍛えることができます。
子どもでも練習すればひょいひょいと登っていきますが、実際にやってみるとかなり難しいです。ぜひ一度、子どもとチャレンジしてみてください。男の子にも女の子にもおすすめのスポーツです。
珍しい習い事⑧アルゴクラブ
アルゴクラブは、子どもの考える力、創造力を鍛え、勇気や人への思いやりを育てることを目的として作られた教室です。
数理ゲームやパズルなどの教材を使い、いわゆる算数脳を中心に鍛えていきます。一部の学校や塾でも、アルゴクラブの教材が取り入れられています。教材は一般向けにも販売されているので、一度購入してみて子どもの反応をうかがうのもよいでしょう。友達と一緒にも遊べるので、良いおもちゃにもなります。
数学オリンピックを目指したい子どもにおすすめしてあげたいですね。
珍しい習い事⑨和太鼓
和太鼓も、詩吟と同じく日本の伝統芸能です。
リズムを刻む練習から始め、ある程度叩けるようになったら譜面を見て演奏します。発表会や演奏会を定期的に行っているところも多く、子どものモチベーションにもつながりやすいです。こちらもやはり海外で人気が高く、イベントでも多くの外国人が見に来てくれるのだとか。
持ち物もバチだけなので、手軽で費用も安く済みます。力強く、男らしい楽器を演奏する男の子はカッコ良いですよ。もちろん、女の子でも和太鼓を習うことはできます。女性の和太鼓プロ奏者もいるほどです。
珍しい習い事⑩マジシャン
テレビの中や道端でやっている大道芸でマジシャンを見たことのある人は多いと思いますが、習い事として学べるという感覚はないのではないでしょうか。
個人でやっているケースが多いですが、文化センターやショッピングモールに入っているレッスンスペースなどで、マジシャン講座が開かれていることもあります。大人も子供も参加できる講座もあるので、マジックが好きな人は体験してみると良いでしょう。
プロから習えば一段と腕が上がります。人前で披露できるのがマジックの面白さ。珍しい特技の一つとなり、盛り上がること間違いなしです。
珍しい習い事⑪ゲーム
親世代にとっては驚きの習い事かもしれません。「勉強してないでゲームをしなさい」という広告が目を引く、ゲームの習い事が実は2019年ごろから登場しています。
ゲームは、脳の発達に良いという研究も数多く出てくるようになり、科学的にもその効果は裏付けられつつあります。職業としてのプロゲーマーが出てきたり、eスポーツはオリンピック追加種目の検討に上がるほど世界中で盛り上がりを見せています。
もちろん付き合い方によっては、デメリットも出てくる「ゲーム」ですが、上手に活用すれば子供が夢中になりながら、様々な能力を一段と伸ばすことのできる最高の教材にもなります。
珍しい習い事⑫動画制作
小学生の将来なりたい職業ランキングにyoutuberが出てきて久しいですが、子供でも動画制作を学べるスクールも出てきています。時代を感じる習い事ですが、やっている子はまだまだ珍しいです。
youtubeのような動画を作るスキルを勉強することができます。絵コンテを書き、実際にタブレットで動画を撮影、自分で編集ソフトを使って動画編集をしていきます。
こういう時代なので動画制作スキルは、将来的にも何かと使えるシーンが多いでしょう。ゲーム実況も子供に人気なんだとか。できた動画を親や友達にすぐ見せられるのもまた楽しいポイントで子供の自信にもつながります。
珍しい習い事⑬ドローンプログラミング
プログラミング教室自体は年々人気を集めておりやる子も増えていますが、その中でも「ドローンプログラミング」など、やっている子がかなり少なく珍しい種類もあります。
ドローンプログラミングは、まだまだ習える教室は多くはありませんが、大人向け、子供向けとそれぞれ出てきているので探してみるのも良いでしょう。将来的には、ドローンパイロットの需要はまだまだ増えることも予想されており将来性のあるスキルの一つです。
ドローンは今後、大切な街のインフラの一つとして当たり前のように上空を飛び回っている未来もそう遠くないかもしれません。ラジコンなどが好きな子供にもお勧めしたい習い事ですね。
珍しい習い事⑭3Dプリンター
「ものづくり」が好きな人は多いと思います。3Dプリントという技術は知っていても、実際に触ったことのある人は珍しいでしょう。3Dプリントを学べる子供向けの最新スクールも出てきています。
やることは非常に創造的かつ実践的です。専用ソフトでモデリングを作成し、3Dプリンターで自分だけのオリジナル作品を形にしていくことができます。世界に一つだけの作品が出来上がった時の喜びはひとしおです。
海外では主流になりつつあるSTEAM教育にうってつけの新しい習い事になりそうです。
珍しい習い事を習得するメリット
習い事には、それぞれの特徴があり、習得することのメリットも違います。以下では、これまで紹介した「珍しい習い事」全般を含め、習得することで得られるメリットを紹介していきます。
将来、差別化の要素になる!
子どものころに珍しい習い事を習得しておくことで、色々な場面で差別化の要素になってくれます。さらに、名前も覚えてもらいやすく、注目を集めやすいです。
例えば、就活の集団面接で「子どもの頃、カポエイラと日本舞踊をやっていました」なんて言えば、必ず目立つと思いませんか?人の興味・目を引きやすいというのは、様々な場面で役に立ってくれるでしょう。
子どもの自信につながる!
「他の人にはできない、自分だけができること」というのは、子どもの自信につながります。
アルゴクラブで言えば、考える力。詩吟で言えば和の感性などがあります。阿波踊りは、踊るだけで人を笑顔にすることが可能です。「私にはこれができる!」という自信は、試験や面接において、必ず役に立ってくれるでしょう。
【子供と大人向け】珍しい習い事14選・まとめ
この記事では、珍しい習い事と、それを習うメリットを紹介してきました。いくつの習い事を知っていましたか?おそらく、全て知っていたという人は少ないのではないでしょうか。
メジャーなサッカーや野球が苦手でも、ある分野において突出した才能を持っている子どももいます。もしかしたら、この記事で紹介した「珍しい習い事」の中にあるかもしれませんね。どの習い事も、やってみれば楽しいものばかりです。ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか。