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値段だけじゃない!子供用フルートを買う時に覚えておきたいポイント!

音楽

 

監修者:ララボ運営責任者・子供プログラミング家庭教師  石川大貴

子供用フルート

子供用フルートを購入する時に考えておきたい注意点についてご紹介します。

みなさんは子供用フルートの値段がどのくらいか知っていますか?

数十万円するものもあれば、数千円で購入できるものもあり、子供用フルートの値段はピンキリです。

そのため、初めて子供用フルートを選ぶ時、どのくらいの値段のものを買ったら良いのか悩んでしまいますよね。

今回は子供用フルートの値段で困った時の選び方についてご紹介したいと思います。

 子供用フルートの特徴とは?値段はいくら?

子供用フルートの値段や特徴について確認しましょう。

フルートは両手で楽器を持って演奏する必要があるため、子供が一人でフルートを持ってバランス良く立てることが一つのポイントになります。

また、フルートは息を吹き込めば簡単に音色が出る楽器ではないため、根気よく練習をしないといけないこともあり、これまではあまり幼児期からフルートを始める人は多くありませんでした。

しかし、木村拓哉さん&工藤静香さんのお嬢さんが幼少期からフルートを学んでいたことが有名となり、最近では幼少期からフルートのレッスンを始める人も増えています。

フルートの習い事を始める場合、3歳~5歳前後からレッスンが可能です。

子供用には「U字管フルート」がおすすめ

最初の頃は子供の身長が小さいため、いきなり大人向けのフルートを使って練習しません。

一般的に、幼少期の子供がフルートの練習をする場合、「U字管」というパーツをつけて練習することが多いです。

U字管をつけることによって、未就学児~小学生の子供がフルートを持ちやすく&演奏しやすくなります。

子供用フルートには、リッププレートの部分がU字型になって子供の唇にもフィットしやすくできているもの、3歳くらいの子供でも扱いやすいように最低音の「ド」が省略&補助キーなどがつけられているものなど、子供が演奏しやすくなるように工夫が施されているのが特徴です。

有名なYAMAHA(ヤマハ)製のU字管フルートなら、U字管のパーツを外せば、大人が使用するフルートと変わりなく使用することができるので、成長と共に使い方を変えていくことができるので非常に人気がある定番のモデルになっています。

子供用フルートの値段はいくら?

フルートを初めて始めようとする人にとって、やはり気になってしまうのが楽器の「値段」ですよね。

ピアノやバイオリンなど、楽器はどれも高額になる傾向があるため、購入費用が心配になってしまう人もいるでしょう。

フルートの場合も例外ではなく、YAMAHAのU字管フルートは8万円以上、最低音の「ド」が省略&補助キーなどがつけられているサンキョウのキッズフルートは11万円以上します。

安い物だと4万円前後から子供用フルートを入手可能ですが、高いフルートと安いフルートでは、「音色」に大きな差が出ます。

高額なフルートはやはりそれだけ音色も素晴らしく、低価格のフルートは素人が聞いても音色が安っぽいという難点があります。

最初に購入する子供用フルートは「プラスチック製」や「木製」も!

子供用には最初から何万円もするフルートを購入する必要はありません。

最初から8万円以上する子供用フルートを購入するのは、「ちょっと不安」という人もいますよね。

フルートの習い事は、子供用フルートの購入金額だけではなく、毎月のレッスン費用や発表会などその他費用のことも考えないといけません。

経済的な負担が大きいからこそ、どんな子供用フルートを選ぶのが良いのか迷ってしまいがちです。

そんな時は、安価な「プラスチック製」や「木製」の子供用フルートを購入してみるのも一つ方法となります。

特に未就学児の小さな子供用フルートを購入する場合は、フルート教室の先生に指定されない限り、真鍮などを使った本格的なものにこだわる必要はありません。

なぜなら、子供が未就学児の頃は、フルートの扱い方が雑なため、「ぶつける」「落とす」などが頻繁に起こり、「修理」が必要になるケースがよくあるからです。

子供は注意をしても、油断して手元からフルートを落としてしまうことがよくあるので、完全にミスをなくすことは難しいでしょう。

そのため、最初から衝撃に強いプラスチック製や木製を使用していた方が、傷つきにくく安心です。

プラスチック製や木製の子供用フルートなら、1万円~2万円前後で購入することができます。

本格的なYAMAHA製の子供用フルートに比べて、値段は4分の1程度になりお得です。

ただし、プラスチック製や木製の子供用フルートの使用は、習い事教室の先生の考え方もあるため、好まれない場合もあるかもしれません。

子供用フルートを購入する前に、一度習い事教室の先生にどのようなものを使ったらいいのか、相談してみることをおすすめします。

先生によっては、やはりYAMAHAのような本格的な子供用フルートの購入を勧めてくる場合もありますので、実際に通うことになる教室の先生の意見を聞いておくことは大切です。

YAMAHAのような本格的な子供用フルートに使用されている「金」「銀」「真鍮」などの材質は、ぶつけたり、落としたりすると、表面が傷つきやすく、内部の反射板がずれて、音が出にくくなってしまいやすいので気を付けましょう。

困った時は、そのまま放っておかず、すぐに修理に出すことが大切です。

そのため、子供がフルートを始める時には、近所にフルートの修理をしてくれるお店があるかどうかをよく確認しておくことをおすすめします。

もしも、近所にフルートの修理ができる場所がなければ、郵送で修理を依頼することになってしまいます。

郵送となると返却までにかかる日数が多くなってしまうので、急いでいる時には対応が難しくなってしまうのが難点です。

子供用フルートは「お手入れ(メンテナンス)」が重要!

子供用フルートは日頃から自宅でもケアをしておきましょう。

子供用フルートはデリケートな楽器なので、「気温」や「湿度」など気象状況の影響も受けやすく、長年のお手入れ不足に起因する「故障」も十分に考えられます。

親がフルート経験者の場合は、フルートのメンテナンスの重要性を知っているので、自宅でも定期的にケアをしている人が多いでしょう。

しかし、親にフルートの経験がない場合、あまりメンテナンスにも関心がなく、子供に任せきりにしてしまい、音が出なくなったり、事態が深刻化してから、ようやくお手入れの重要性に気づくことがあります。

子供用フルートを自宅で日常的にメンテナンスをする場合、まずは以下のアイテムを用意しておきましょう。

クロス

クロスは傷つきやすい材質で出来た子供用フルートの表面を拭く時に役立ちます。

フルートの表面は「指紋」がつきやすく、いつまでも美しい光沢を保つためには、定期的にクロスで表面の汚れを取るようにしましょう。

お手入れをサボっていると、フルートの表面に指紋がベッタリついてしまい、クロスでこすっても取れなくなってしまい、変色の原因となってしまう可能性があるので注意をしましょう。

クロス自体の繊維が荒いと、強くこすった時にフルートの表面が傷ついてしまうことがあるので、クロスを選ぶ時には、多少高くても繊維がきめ細かく上質なものを選ぶのがポイントです。

楽器用のクリーニングペーパー

楽器用のクリーニングペーパーは、子供用フルートのタンポやトーンホールについた水分を吸わせるために使用します。

タンポやトーンホールの汚れを放置しておくと、「カビ」が発生する可能性があるので注意が必要です。

楽器用のクリーニングペーパーも、表面がザラザラしたものを使用するとタンポを痛める原因になってしまうため、表面がツルツルしたものを選ぶのがおすすめです。

クリーニングロッド

クリーニングロッドとは、細長い子供用フルートの内部を掃除するための棒のことです。

通常、プラスチック製や木製のクリーニングロッドにガーゼをぐるぐるに巻き付けて使用します。

ガーゼは楽器のフルートのお手入れには欠かせないアイテムなので、安売りをしている時にまとめ買いをしておくのがおすすめです。

子供の場合、自分ではなかなかお手入れをせず、サボってしまう子も多いので、子供が小さいうちは、親が定期的にフルートのお手入れを手伝ってあげましょう。

もしも毎日お手入れをしていても、「音色がおかしい」「ジョイント部分が抜けない!」などの違和感がある場合は、すぐに修理に出すようにしましょう。

何も問題なく使用できている場合でも、使用頻度が高い場合は、半年~1年に1度程度は定期的に「点検」を受ける方が安心です。

子供用フルートの購入は「習い事が続かない可能性」も考えておこう!

フルートは簡単に演奏できるようになる楽器ではないため、途中で挫折をしてしまうことも少なくありません。

そのため、最初から10万円を超えるような高額な子供用フルートを与えても、子供が途中で辞めてしまい、無駄になってしまう可能性が当然あります。

せっかく高額な子供用フルートを購入しても、途中で無駄になってしまうのでは、親としてはどれを選んでいいのかわからなくなってしまいますよね。

フルート教室の中でも、本物志向で「長く使うことを考えて良い物を買って下さい」という講師もいますが、子供が不注意から楽器を落としたりすることを考えて「プラスチックや木製でもいい」という先生がいて、教室によって考え方は様々です。

一番良いのは、親と子供用フルート教室の先生の考え方が一致していること。

親が「安いフルートでもいいので、趣味でそれなりに吹けるようになれたらいいな」と思っているのであれば、本物志向で本格的な指導をモットーにしているフルート教室の先生とは考えが合わなくなってしまう可能性があります。

フルート教室の先生がどのような考え方を持っているかは、実際に体験レッスンで話をしてみないとわからないものです。

もしも一軒目で、あまり子供用フルート教室の先生と「意見が合わないな」と思ったら、別の教室も試してみることをおすすめします。

あまりにも先生が高額な子供用フルートの購入を勧めてくるような場合、親としても教室に通わせるのが、次第に苦痛になってしまう可能性があるので注意をしましょう。

子供と先生の相性も大事ですが、親と先生の相性も、習い事を長く続ける上では非常に需要です。

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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