小学生のうちに自宅学習を習慣化したい!今日から親に出来る事とは?

勉強・学習塾

 

学校から帰ってきたらすぐに遊びに出掛けてしまう小学生の子供達。子供らしくていいじゃない、と思う反面、本心ではもっとしっかり勉強してもらいたいと思っていませんか?テストの点数がいいわけではないのに、家では親が言わないと宿題もやらなくて困っていませんか?

今回は、勉強しない小学生が自宅で学習するようになるために、親としてできることをご紹介します。小学生のうちに自学学習の習慣をつけたいと考えているがうまくいかない方、子供にどうやって学習をさせたらいいのかわからない方の参考になればうれしいです。

小学生のうちに自宅学習の習慣をつけたいと思う親の本音

まず、小学生のお子さんがいる方は改めて考えてみましょう。

親はなぜ、小学生になると宿題を始めとする自宅学習を習慣化させたいと考えているのでしょうか?極端な話、親の目の前で子供が勉強する姿を見れば、親は安心するのでしょうか?テストでいつも100点を取っていれば、自宅では学習しなくてもいいと思うのでしょうか?

自宅学習が習慣になれば進学や就職で困らないと思っている

親は子供時代、同じように親から「勉強しなさい」「勉強しないといい学校に行けないよ」「勉強しないと将来就職できなくなるよ」と言われ、頑張って勉強してきました。自分が親になった今、子供に同じ事を求めているわけですが、自宅学習を習慣にすれば、本当に進学や就職に困らず、子供が幸せになれるのでしょうか?

そんな素朴な疑問を頭の隅に置きながら、それでもやっぱり勉強しないといけないんだろうな、大学まで進学しないと就職できないだろうな、と子供の人生を逆算しているのでしょう。親ですから、子供が進学や就職で大きな失敗をする姿は見たくありませんよね。

小学生のうちから自宅でも学習する習慣をつけてさえおけば、少しでもいい進学先に進学できる、就職先に就職できると思ってしまう。他にも道があるかもしれないけど、大半の人がそうやって勉強しているのだから、うちの子も勉強しないと周りの子供達から置いて行かれてしまうと感じているのでしょう。

小学生のうちに習慣をつけないと一生勉強をしないと思っている

さらに習慣化、というのは小さな頃から身に付けておかないと一生身に付かないという感覚に襲われます。今、子供が勉強しないから、この先もずっと勉強しないのではないか、受験の時に急に勉強しても遅いのはわかっているのだから、毎日コツコツ、小学生のうちに習慣づけなければいけない。

親に課せられた義務のように、学校の先生からも「家で宿題をやるようにお母さんからも声を掛けて下さい」と言われます。しかし、どうやって習慣をつければいいのか。遊びたい真っ盛りの小学生を相手に、目の前の事しか考えていない小学生を相手に、先生でもない親がどうやって?と思ってしまいますよね。

子供から大人になった過程の中で、子供の頃の習慣が残っているもの、新たに自分で習慣化してきたものがあるはずなのに、なぜか今の子供の様子が、このまま続くのではないかと不安になっているのでしょう。

塾や習い事にお金をかけたくないから出来るだけ自分で勉強して欲しい

共働きが多くなっているとはいえ、生活費にお金がかかることは避けられません。精一杯工面していても、費用が高い塾や学習系の習い事は、できれば1つにして欲しい。勉強はして欲しいけれど、現実問題として自宅以外で勉強をするという事は、その分金銭面の心配が出てきてしまいます。

もし、小学生のうちから自宅で学習する習慣があれば、高い費用を出して塾に行かなくても、学校の授業だけで勉強が出来るようになるのではないか。習い事や塾などの送り迎えが厳しいので、出来るなら自宅で学習して欲しい。そう考えている方もいるでしょう。

実際、塾で勉強をサポートするとなると、1教科辺りで費用がかかりますので、3教科お願いするだけで結構な費用がかかる事は確かです。子供への教育費とし、子供のためにと頑張って工面したいものの、難しい環境の方が多いのも現実です。

小学生の自宅学習を今日からサポート!親にできる3つの方法

小学生のうちから自宅学習を習慣化する事で、勉強面での困りごとが少なくなることは明らかです。宿題を始め、子供自ら興味を持って本を読み、好奇心のまま調べて行動してみる。わからない事は親や先生に率先して質問し、どんどん吸収していく姿を親ならば夢見る事でしょう。

しかし現実は違っているので、困っている。一体何が違うのか?

小学生の子供が自宅に居ながら学習に興味を持つために、親に出来る事を3つご紹介します。

子供を否定せずにタイミングを見極める「声掛け」

「それだけ?」と思われるかもしれませんが、声掛けはとても難しい方法です。なぜなら、声を掛けるタイミングを見極めなければいけないからです。

ポイントは、子供を否定しない事。否定するのではなく、子供が思った事、伝えてきた事をそのまま受け止めてあげましょう。

声掛けをするタイミングは以下の3つです。

  1. 子供が興味を持って質問してきた時→質問で返して考えさせる
  2. 〇〇をやってみたいと言い出した時→行動に移せるきっかけ(道具や環境)を与える
  3. 宿題などやらなければいけない事があるのにやっていない時→いつならやれるのか、可能な時間を聞く

子供は自分を否定してくる大人の言う事は、聞きたくありません。子供本人も勉強が必要であることはわかっていて、家では宿題をやった方がいい事もわかっています。それでも気乗りしないからやらない、つまずいている事があるからやりたくない、学校で勉強してきているのに家に帰ってきてまでやりたくないなど、子供なりの理由があるはずです。

声掛けは、そんな子供の様子を知る事ができるチャンスです。自宅での学習を習慣づけたいなら、まずは子供の思いや行動を否定するのではなく、肯定できる方向へ持って行きましょう。

子供の体験の機会を摘み取らない「見守り」

子供は自分に起こる数々の失敗からいろんな事を学んでいきます。確かに進学や就職には、いわゆる勉強という点数として測れる評価が物を言うかもしれません。しかし、自宅学習を自らやるというという事にフォーカスした場合、失敗から学ぶ体験学習も1つの勉強になるのではないでしょうか。

ここで、子供が失敗しそうな事を親が先回りして失敗しないようにすることは、子供の学習チャンスを摘み取ってしまう事になります。例えば、子供が宿題をやらないからと言って、何度も声を掛け、最終的に怒ってまでやらせたとしましょう。子供は何度も言われる事で嫌な思いをした上に、イヤイヤやる事で勉強が楽しくないという思いを抱えたまま宿題を提出します。

楽しくなかった勉強をやる宿題は、次の日から急に楽しくなるわけがありませんので、自主的に学習をするモチベーションがわきません。要するに、いつまでたっても親の望んでいる自宅学習が習慣化しないのです。子供に声を掛けても宿題をやらないなら、宿題をやらないまま学校に行けば子供は宿題をやらなかった昨日を振り返る事が初めて出来るのです。

子供ですから、うまくいかないことも失敗する事も多々あるでしょう。転んだ時の立ち上り方を教えてあげれば、やり方がわかってきますから、小さな「出来た」を積み重ねていけるはず。その小さな「出来た」が自宅学習の習慣にしていく糧になっていきます。

親だから出来る学習に必要な「環境の用意」

子供が学習をしようと思い立った時に学習が出来る環境を用意しておきましょう。具体的には空間・教材・お金の3つです。

空間は、勉強したい・学びたいと思い立った時に使える場所。自分の部屋は用意する必要はありませんが、机やテーブルなどを子供のタイミングで自由に使える事が理想です。教材は学習道具ですね。勉強道具や文房具以外にも、学習を後押しするような本や漫画、工作や実験なら材料の用意、美術館や博物館など、興味を体験できる時間を子供に使える事が望ましいです。

お金は、それらにかかる費用、または塾や習い事の費用、交通費などです。極力インターネットの画像や動画で済ませるのではなく、実際に体験できた方がよりリアルに実感できますので、様々な体験学習が知識の習得と勉強の理解をサポートします。

小学生の自宅学習には親のサポートが必須!気を付けたいNGな行動

小学生の子供の自宅学習をサポートするために、これだけは気を付けておいた方がいいNGな行動をご紹介します。自分がNG行動をしてしまっていないかをチェックしてみると子供が勉強しなかった理由がわかるかもしれませんね。

過干渉にならない

子供が宿題や何かしらの学習をしようとした時に、子供の様子に口出しはやめましょう。命の危険がないものに関しては、子供が何をするのか見守るのがベスト。「それはやっちゃダメ」「そうやってもうまくいかないよ」という類の言葉は、親が判断してしまっているので、子供の学習になりません。

干渉され過ぎてしまうと子供は、親に注意されないか、怒られないかという方に気が向いてしまい、興味を持った学習に集中する事が出来ません。本当の意味で子供に学習して欲しいのであれば、口出ししたくなる思いをグッとこらえ、見守っていきましょう。

成功も失敗も言葉でフィードバック

成功しても失敗しても、子供がチャレンジした事、頑張った事、嫌な思いを持ちながらも向き合った事をわかってあげましょう。成功したからエライ、失敗したからダメ、ではありませんよね。大事な事は1つ1つの結果に至る過程です。行動に移せた事、思いついた事にチャレンジした事、失敗して落ち込んだ事、すべてが子供の大切な学習体験です。

特にうまく出来なかった時、失敗したと子供が感じた時は注意が必要です。「だから言ったじゃないの」「普段から勉強しないからよ」と子供に返すのではなく、「うまくいかなかったんだね」「失敗して悔しいんだね」と子供の思いを受け止めて、言葉でフィードバックしてみましょう。その上で、「アイディアが良かった」「勇気を出した」など、いいと思う事を伝えてあげましょう。

親の感情で子供への対応を変えない

子供の学習環境で親が気を付けておきたい大切な事は、親の感情で態度や対応を変えないという事です。機嫌のいい悪いで子供の感情を振り回してしまうのはやめましょう。確かに何度言っても勉強しなければ腹が立ちますし、ゲームばかりやっていて、家の手伝いなども一切しないようであれば、子供に当たりたくなる日も出てくるでしょう。

しかしそれは、親のメンタルの問題であり、子供が抱える項目ではありませんね。安定した日々の中で、安心して学習出来る環境があるから、子供は興味や好奇心を持って学習に向かえるのです。

親の意識と行動を変えるだけ!小学生でも自宅学習が出来る土台を作る

小学生のうちに自宅学習を習慣化するために親に出来る行動とNG行動をご紹介しました。どの方法も特別なものが必要なわけではありませんので、誰でも今日から始められます。

本来、子供は好奇心の塊ですので、いろんな事に興味を抱いているのですが、日常の中で大人に行動を止められていく事で興味を持つと怒られるという悪循環を生みだしています。

学習を習慣化する前に、子供が学習出来る環境を整え、きっかけを親が作る事で自宅での学習は可能になります。今、子供の学習を止めてしまっている要素が何なのか、今一度確認してみましょう。もし、親である自分がきっかけであれば、今回ご紹介した方法を参考に、行動を変えて試してみましょう。

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ララボ編集部では、子どもたちの習い事に関する情報を執筆しています。「子どもたちの将来の選択肢が広がる」ことをミッションに活動しております。

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