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2020年よりスタートする小学生の英語教育義務化が決まり、小学校の英語教育が大きく変わりつつあります。
その中で、小学生の子持ちの方は、英語教育についての関心がとても強くあるものの、いくつか悩みがあるかと思われます。
そんな方々のために、今回は小学生から英語をはじめる上で解決させたい悩みと、メリットや具体的な英語学習法について説明していきたいと思います。
目次
小学生からはじめる英語学習のメリット
まずはじめに、そもそも何故英語を小学生の時から学ぶ必要があるのか
小学生から英語を学習するメリットをご説明していきます。
それは、中学生よりも小学生という早い段階から語学学習を行うことで、抵抗感なく英語を覚えられると言われているからです。
小学生はまだ思春期を迎えていない時期なので、普段使いしてない言語でも抵抗感なく、むしろ英語を楽しみながら学習することができる強みがあります。
そのため、小学生から英語力を強化していくことに積極的なのです。
学校以外での英語教育について
保護者の方の中では、この英語教育義務化に続き、外部でも勉強させたほうがいいのではないか、と不安を感じている方が多いようです。
以下は実際の保護者の方からの意見です。
「小学校に入学する前に事前に英語教育させておくべきかな」
「小学校で学ばせて、さらに英会話教室でも英語を学ばせるべきかな」
「特に塾とか考えずに学校だけで英語の勉強をしてもらおうかな」
現在、小学生の子供がいる家庭のおよそ8割は、小学校以外での英語教育の学習が必要だと考えています。
これは小学校での英語の授業が主に文法に偏っていることが原因です。
英語は文法だけを学んでも話せるようになるわけではありません。
そのため、学校では文法を、外部では文法以外の勉強を主体的に学ばせたいと考える方が多いです。
外部とは英会話教室等のことを指しています。英会話教室でスピーキングや発音の仕方を学べば、基礎的な英語の土台は身に付きます。
また英語が話せるようになるには、インプットとアウトプットを極めることが大切です。
そのために、これから紹介する効率的に英語を学べる方法についてお話していきたいと思います。
その前に、多くの保護者が英語に対してどんな見方をしているのか少しだけお話しさせてください。
保護者の英語教育への関心度
保護者の方の多くは、英語に対してとても強い関心を持っています。
「これから英語が当たり前の社会になると思う」
「英語力を身に着けることでより人生の選択肢を広げるための手助けをしたい」
そう考えている人がほとんどです。
そのため、ここではただ英語の学習方法を紹介するのではなく、より効果的に英語を身に着けるための手段をご紹介していきたいと思います。
それではどんな英語の学習方法があるのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
効率よい英語学習方法
効率よく英語を学習してもらうための4つの方法を以下に記載します。
英語学習方法 ①多読
1つ目は「多読」です。
多読は文字通り、英文をひたすら読み続けることです。
ここでポイントなのが、学校で学んだ文法を意識しながら、多読を通じて、新たにわかった単語を覚えることが大切です。
学校で習った内容がすべてではありません。そのため多読で知った、言い回しや単語を辞書で調べながら、学習していくと英語力の身に付くスピードも早まります。
また多読には、英語レベルに合わせて英語を学習する「語彙制限本」や同じ文章の中に英文と日本文が一緒にある「対訳文」、また英字新聞など幅広くありますが、今回は小学生のための英語学習法なので、「語彙制限本」を紹介します。
「語彙制限本」の中でもオススメするのは、イギリスの小学校で英語教材として利用されているオックスフォード・リーディング・ツリー、略して「ORT」と呼ばれている教材です。
こちらは絵本になっているので、小学生にとってとても馴染みやすい仕様になっています。
シリーズ本で、全部で280話あります。
ステージごとに一文の長さ、文法、語彙レベルなどがきちんと定められているので、お子さんのレベルに合わせて学ばせることが出来ます。
さらに、ステージごとに英語を段階的にレベルアップが出来ることが強いです。
このORTは子供たちの中でもとても好評で、積極的に英語を学ばせるのに効果的です。
ただし、お値段がやや高めなので、多読教材を無料で提供しているサイト(https://tadoku.org/english/oxfordowl/)からORTを学習することが出来ます。また図書館で借りることもできますので、一度確認してみるのも良いかと思います。
英語学習方法 ②リピーティング
リピーティングとは、文章ごと止めて、再生して、を繰り返す学習方法です。
リピーティングはただ音声を真似して繰り返すのでは身に着けることはできません。
音声の意味を理解しながら口に出して繰り返す必要があります。
また1回目のリピーティングで、数語ごとでも最後まで正確に言えるようになったら、
1回目のリピーティングはこれで終了です。
2回目以降は1回目で聞く英語の量をだんだんと増やせるよう繰り返し行っていきましょう。
リピーティングでは完璧を目指す必要はありません。
完璧に繰り返そうとすると、長い英語に対応できなくなるからです。
リピーティングのコツは、聴いた英語を文字としてではなく、「意味のカタマリや映像」で保持して、それを頼りに口で再生することがポイントです。
英語学習方法 ③DVDで英語学習
DVD学習は、多読やリピーティングに比べて楽しく英語を学べる方法であります。
たとえばお気に入りのDVD動画を使った場合に英語吹替、字幕英字に変更しても、見慣れた映像だから気にせず観賞することが出来ます。また、その流れで英語のイントネーションを身に着けることが出来るのでとても良い勉強法となっています。
中でもディズニー映画は子供でも易しい英文を使っているので、一度見た映画なら、英語字幕・音声にして何度も繰り返し行うことで自然と英語力が身につくようになります。
そこで以下に、英語学習のために役立つDVDをいくつかご紹介します。
英語学習に役立つDVD3選
・ディズニー映画「シンデレラ」上映時間75分
初期のディズニー映画だと、上映時間は1時間ちょっととかなり、短くなっています。
そのため、拘束時間が短いので、英語勉強が慣れないうちは比較的勉強し易いです。
・ディズニー映画「アナと雪の女王」上映時間1時間49分
第86回アカデミー賞を受賞したディズニー映画「アナと雪の女王」です。
こちらの上映時間は2時間近くまで渡っていて長く感じますが、間あいだにミュージカルが入ってくるので、同時に歌から英語を学習することでよりリスニング力を鍛えることが出来ます。
・アメリカ映画「エルモと毛布の大冒険」 上映時間1時間17分
アメリカの子ども向けに教育番組であるセサミストリートが作った映画なので、安心して英語教材の代わりにすることが出来ます。
英語学習方法 ④英会話教室に通う
英会話教室はネイティブ講師と直接会話が出来る強みがあります。
英会話教室にマンツーマン形式とグループレッスン形式があります。
それぞれの特徴がありますので、メリットと向いているタイプを説明させていただきます。
・マンツーマンのメリット
マンツーマンは一対一のコミュニケーションの場を設けている形式です。
そのため、他の生徒さんに遠慮する必要はないので、納得のいくまで質問することが出来ます。
マンツーマンは、好奇心旺盛な子や積極的な子、英語学習に意欲的な子にとても向いています。
・グループレッスンのメリット
グループレッスンとは、同程度のレベルの子を集めてグループ形式にレッスンを行うことです。
そのため、同じレベルで英語を勉強している子と友達になりやすい環境なので、英語仲間を増やしやすいです。
一緒にがんばる友達がいれば、モチベーションも保ちやすくもなります。
またグループレッスンは日常会話などの基礎コミュニケーションを高めたい人や長期的に英語を学習していきたい人に向いています。
小学生からはじめる英語学習・まとめ
ここまで、データに基づいた英語教育に関する保護者の関心度から小学生からはじめる英語を学ぶメリット、さらに英語の効果的な学習方法について説明してきました。
2020年に英語教育の義務化が決まって、多くの小学生の子持ちの方は英語学習のためにいくらか対策を練られているのかと思います。
ただ、軽視してはいけないのは子供の英語に対する興味や関心です。
子供のためを思って立てたスケジュールが無駄にならないように、英語を楽しんで学べる内容を盛り込むことをオススメします。
それはDVDであったり、グループレッスンを通じて英語仲間を増やしたり、もしくは保護者自身が一緒になって英語を学習してみるのも良いかもしれません。子供に適した学習方法を子供と保護者、二人三脚で検討してみてはいかがでしょうか。