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子供が中学生になると学校でも英語の授業が本格化してきますよね。高校受験もあるし、子供に英会話を習わせた方がいいのでは?と迷っている方もいるでしょう。
今回は中学生の子供に英会話を習わせた方がいいとすれば、どのようなことに気を付ければいいのか、また教室や独学でもできる教材なども合わせてご紹介していきます。中学生のお子さんがいる方、これからお子さんが中学生になる方の参考になればうれしいです。
目次
中学生の子供に英会話を習わせたい3つの理由
まず、中学生の子供がいる親が英会話を習わせたいと理由を考えてみましょう。
高校や大学の受験対策として
おそらく、大半の親が高校や大学への進学のため、つまり受験対策として英会話を習わせたいと考えているのではないでしょうか。その場合、「英会話」なのか「英語」なのかで目的が変わってきますが、進学のためや英検などの資格取得を考えている場合が多いでしょう。
英会話の習い事では、会話のみではなく受験対策や資格取得を目標とするコースもありますので、単なる「英会話」の習い事ではなく、先々の進学や受験を見据えた上で検討することも可能です。
将来の仕事の幅を広げるために
進学のためではなくても、英会話を習っておけば、これからのグローバル社会で仕事の幅が広がる、と考えて英会話を習わせたいという思いもあるかもしれません。
確かに、英会話ができることで、外資系の会社や海外取引のある会社、または英語科などへ進学し、翻訳・通訳と言った直接英語を使う仕事に就ける可能性はあるでしょう。
また、海外旅行に行く、留学に行く、ワーキングホリデーに行くなど、英会話を習っていることで子供の人生の選択肢を増やすことができます。流暢に英語を話せなくても「行ってみよう!」と思えるチャレンジ精神は、普段から英会話に触れているからこそではないでしょうか。
クラスメイトや友達など周りのみんなが習っているから
2020年度からは、小学校でも英語の授業が必須科目となる関係で、英語や英会話の習い事は大変人気が出ています。中学校でのクラスメイトや近所の子供が英会話教室に通っていると聞くと、親としては少しあせってしまいますよね。
うちの子にも英会話を習わせた方がいいのでは?ということがきっかけで英会話の習い事を考える場合もあるでしょう。
中学生になれば学校でも本格的に英語の勉強が始まりますし、子供もある程度、英語の授業が中学からは本格化することを知っていると思いますので、中学生になるタイミングで英会話を始めるのはちょうどいいきっかけになるでしょう。
みんなが習っている、というよりは、中学生になるから英語の授業の補佐として、底上げとして、という考え方になりますね。
中学生から英会話を習わせるならどのタイプを選ぶ?
近年ではインターネットやスマートフォンの普及により、習い事の方法も大きく変わってきました。中学生になると部活や勉強が忙しくなってきますので、子供の生活習慣に合わせた習い事を選んだ方が、よりスムーズにスキルを習得できます。
そのためにも、習い事を始める前に、タイプを確認しておきましょう。
教室に通うタイプ
習い事、と言えばこのタイプですね。先生がいる教室に通い、レッスンを受け自宅に帰るパターンです。下校時間や天気、季節により、通う条件が多少変動しますので、ある程度柔軟にレッスンの振替ができる教室がおすすめです。
教室に行けば、レベルや教材の用意、レッスン内容など、全て先生任せにできるので、親はレッスン代を用意するだけ、というお任せタイプです。
ただし、先生やレッスンのクラスメイトとの相性が良くない場合、子供にストレスをためてしまうので、別の先生やクラスに変更する、別の教室を検討するなど早めの対処が長く続ける秘訣です。子供の話を良く聞いて、必要であれば大人の対応をするよう、心がけておいた方がいいでしょう。
オンラインタイプ
インターネットの普及とともに、人気が高まっているオンラインタイプです。インターネットがつながる環境であれば場所を選ばずにレッスンができるというメリットが魅力的な習い事のタイプ。
遅い時間などのレッスンや、国を超えたレッスンもあり、多種多様のタイプから選べるので、ほぼ理想とするレッスンスタイルを探せるという理想的な習い事のタイプです。
通いがない分、家で英会話のレッスンができるように、インターネット環境やパソコン、タブレットなどを用意する必要があります。
アプリや教材で独学タイプ
教本や教材、アプリなどで独学するタイプです。人とのコミュニケーションを取ることが苦手なお子さんには、独学タイプがおすすめです。定期で通ったり先生に教えてもらったりするわけではないので、自分で自分を律する力が必要になりますが、伸びる子は大きく伸びるのも独学タイプ。
のちに教室に通う、オンラインレッスンに変更するとしても、目標に向かってコツコツやれる性格の子供ならまずは独学で英会話を始めてもいいでしょう。アプリなどは無料でも簡単にダウンロードでき、好きな時間で好きなように勉強できるのでおすすめです。
しかし英会話は誰かとコミュニケーションをとるためのものですので、1人で黙々と勉強していても英会話のスキルを習得することは難しいでしょう。なかには有料で英会話レッスンができるアプリもありますので、うまく使い分けて勉強することで、独学でも英会話のスキルを習得できるようになります。
中学生から英会話を習わせる前に親にできる3つの行動
小学生までは親の言う事を素直に聞いていた子供も、中学生になると反抗期などの発達の境目に入るため、なかなか親の思う通りには動かなくなるかもしれません。
中学生に英会話を習わせようかと考える前に、親として気を付けておいた方がいいポイントを3つ、まとめてみましたのでご紹介します。
英会話を習わせる目的をはっきりさせておく
習い事は全て目的や目標をはっきりと明確にしておくことが、成功のカギです。まずは、お子さんに英会話を習わせようと思う目的・目標を明確にすることをおすすめします。
英語のスキルは進学で必要ですし、就職に有利になる可能性があるでしょう。しかし「英会話」となるともしかしたらお子さんの人生に必要のないスキルになる可能性があることを理解しておきましょう。
世の中はグローバル化になってきているのでしょうが、日本を出て外国で生活しない限り、そこまで必要になるスキルではないことは、親が一番わかっているはず。生きていく上での必須のスキルではないからこそ、親としても英会話を習わせた方がいいのかどうか、迷ってしまうのですよね。
だからこそ、なぜ中学生のうちから英会話を習わせておきたいのか、という目的をはっきりさせておきましょう。
英会話を習う前に中学生の子供本人の意志か再確認しておく
親の頭では、中学生から英会話を習っておいた方がいい、という結論に達したとしても、お子さん本人が望んでいないのであれば逆効果。きちんと本人の意思を確認してから、英会話の習い事を検討しましょう。
その際、「将来必要になると思うから英会話を習っておいた方がいいと思うんだよね」というような親の希望を子供に伝えるのはNGです。
それは子供のためという名の親の願いであり、子供は親の願いを叶えるために英会話を習いにいくわけではないのです。英会話を習うのは子供自身。いくら親が必要だと思っても、子供が今は不要だと考えるなら、時期を待つかアプリなどで対応しましょう。
親は無理なく通える・続けられる環境作りをする
本当に子供のためを思うなら、親にできることは環境を用意することです。英会話を習わせたいのなら、習い事を続けやすいような教室選びや教材選び、インターネット環境やiPadなどの用意など、環境作りに力を入れましょう。
レッスン代や教材代などのお金のこと、手続きや準備に関しては、子供よりも大人の方が経験を多く積んでいる分、スムーズに用意できるはずです。
「用意してあげたんだから、しっかり勉強してよ」というように、親の押しつけと捉えられてしまう言葉を子供に伝えるのではなく、そおっと用意しておくことがポイントです。
中学生に英会話を習わせるなら目的を明確に!無理のない習い事のタイプで検討しよう
中学生の子供に英会話を習わせるために必要な検討材料をご紹介してきました。小学生の頃とは違い、体も精神も一気に大人になる中学生という時期。習い事もただ先生に言われたことをこなしていくだけではなく、自ら学ぼうとするスタイルが見られ、飛躍して上達していきます。
中学の学年が上がるにつれ、進学が目に見えるようになってくると、子供が勉強に向けるまなざしもより本格化してくるでしょう。目的を明確化して本人が選んだ習い事なら、親がうるさく言わずとも勝手に成長していきます。
まだ、先の見通しや時間の管理など、バランスがうまくいかない中学生という時期を、うまく過ごしていけるように無理のない習い事選びができるといいですね。