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合否にも影響!?子供のお絵かきの習い事が受験に良い理由

絵画・漫画

 

監修者:ララボ運営責任者・子供プログラミング家庭教師  石川大貴

子供のお絵かき

子供のお絵かきの習い事が、親に支持される理由をご紹介しましょう。

お絵かきは子供が大好きな遊びの一つなので、ぜひ本格的に習い事をさせてみたいと思うママさんやパパさんも多いですよね。

しかし、お絵かきの習い事は、子供にとってただ楽しいだけではなく、実は「受験」でも役に立つというメリットがあります!

お絵かきの習い事が、なぜ子供の受験に有効なのか?

今回は受験の合否にも影響する可能性があると言われている「お絵かき」の習い事の強みについてご説明します。

塾や公文以外に受検に役立つ習い事を探している人は一読しておきましょう。

なぜお絵かきが子供の受験に重要なのか?

お絵かきは受験に大きな影響を及ぼす「内申」のUPに効果的です。

主要科目だけが全て最高評価をもらえても、実技科目での成績が伸びず、推薦受験の条件をクリアできずに涙を流すことになってしまう子供も少なくありません。

そのため、将来的に人気の難関校を受験したり、推薦受験を考えているのであれば、実技科目についても早くから対策をする必要が出て来るのです。

ペーパーテストの結果が重視されがちな主要科目に対して、美術や体育などの科目は「実技」の評価が大きく影響します。

いくら美術や体育のテストで100点をとっても、実技科目はそれだけで最高評価を得ることはできません。

そのため、運動神経が悪かったり、不器用な子供の場合、どんなに頑張っても実技科目で最高評価を得ることが難しくなってしまいます。

少しでもこうした実技科目の成績を上げるためには、やはり子供が小さいうちから実技科目に関係のある習い事をさせておくことが効果的です。

本人が苦手だと感じる分野でも、少しでも習い事で数多くの経験をさせておくと、苦手意識が多少薄らぐ効果も期待できます。

また、子供のお絵かきの習い事で腕を磨き、各コンクールなどで受賞歴があると、受験で良いアピールポイントになります。

何も受賞歴がない子供よりも、やはりコンクールでの受賞歴やボランティア活動をしている子供の方が、受験では有利になりがちです。

最近は中学受験を視野に入れて、英検や漢検などの資格取得に力を入れている子供も多いので、何も特技などがないと、競争率が高い学校の受験では不利になってしまうかもしれません。

一般受験でも、テストの点数が他の生徒と並んだ場合、最終的には出席日数や内申も重視されるため、受験ではちょっとしたことが合否を分ける可能性があります。

どんな場合にも備えて受験対策をしたいのであれば、美術や図工の成績に影響を与えるお絵かきの習い事は内申UPが期待できるので、やってみる価値があるでしょう。

理由①お絵かきは実技科目の中でスキルが身につきやすい

お絵かきは他の実技科目に比較して上達しやすいのが魅力です。

実技科目に影響する習い事をしておくことは、内申対策に良いというお話をしましたが、習い事をすれば誰でも上達するというわけではないということも覚えておかないといけません。

例えば、生まれつき走るのが遅い子が、練習したからと言って、生まれつき足の速い子に勝てるかというと、現実的には難しい部分がありますよね。

やはり子供にはそれぞれ生まれもった才能があります。

いくら鍛えても、努力で追いつける部分には限界があり、生まれもった素質がある子には敵いません。

特に苦手分野は、いくら練習しようとも伸びない子はいるので、習い事をやらせても思ったような結果を得られない場合も十分あるでしょう。

しかし、お絵かきというのは、運動や音楽などの実技に比べて、練習を積めば誰でも比較的スキルが上達しやすい傾向があります。

運動神経が悪い子供に無理やりスポーツの習い事をさせて、内申UPを期待するより、お絵かきの習い事で画力を高めて内申UPさせる方が現実的です。

楽器の習い事の場合は、練習環境の問題や道具の購入費用が高額になりがちで、経済的な負担が大きいため、万人に勧められる内申対策とは言えません。

お絵かきの習い事は、月謝や画材の費用も安く、その割にスキルのUPも簡単なので、子供本人がよほどお絵かき嫌いじゃない限り、実技科目の中では、一番効果を期待できる習い事です。

実技科目の内申UPを狙って習い事を検討している場合は、やはり子供の性格や趣味も考慮することは大事ですが、「上達しそうか」という部分も良く考えましょう。

理由②お絵かきは子供のストレス発散にもなる

お絵かきは勉強ばかりで行き詰まっている時にストレス発散になります。

お絵かきの習い事が受験に良いのは、内申対策だけではなく、子供の内面にも良い影響を及ぼすからです。

受験時期の子供というのは、色々なプレッシャーからストレスをため込んでしまうケースがよく見られます。

受験中に子供がイライラをしているのは、それだけ子供が追い込まれている証拠です。

逃げ場がなく、親や物に八つ当たりをするような精神状況では、長く続く受験戦争を乗り切ることは難しくなってしまいます。

こんな時、受験生の子供の精神状況を大きく左右するのが「趣味」の存在です。

趣味がない子は、ストレスを上手く解消することができず、受験中に精神状況が悪化してしまう可能性が出てきます。

しかし、趣味を持っている子というのは、隙間時間を見つけて息抜きをして、勉強で貯めたストレスを上手く発散することができるのです。

勉強のストレス解消は、勉強をしない時間をいかに充実して過ごすことができるかが重要。

ストレスが上手く発散できると集中力も高まり、それだけ勉強にもメリハリが生まれてきます。

受験のように長丁場の戦いになる場合は、「息抜き」も大切です。

しかし、受験中に息抜きする趣味の選び方は意外に難しく、「ゲーム」や「動画観賞」など、依存度が高く、止め時が難しい趣味はあまりお勧めできません。

その点、お絵かきの場合は、漫画家を目指すなど一部熱狂的に絵を描くことが好きな人を除き、それほど依存度が高くないため、受験の合間に気分転換にやる趣味として最適です。

お絵かきの習い事に通うだけで、勉強から離れることができるので、簡単にストレス発散できます。

また、お絵かきの良いところは、一人でも隙間時間で楽しむことができる点です。

お友達と一緒じゃないとストレスを解消できない子供の場合、受験中はお友達も受験に集中している時期なので、友達を誘って遊びに行くのが難しくなってしまい、ストレスを発散することができなくなってしまいます。

そのため受験中は、「一人」で楽しめる趣味をもっていることが大切です。

子供にお絵かきを習わせておくことは、後に子供が一人でストレス解消をするのに役立つ可能性があるのでおすすめできます。

理由③お絵かきで美術や芸術の知識が身に付く

お絵かきに関心を持つことで、美術や芸術の知識がぐんと広がります。

お絵かきの習い事をさせると、子供は親から言われなくても、自然と美術や芸術に関心を持つようになる傾向があります。

美術や芸術の知識は、学校のペーパーテストで役立つ上で、受験でも思わぬ所で幸運をもたらすことがあるのです。

一般的な受験では、美術や芸術に関する専門知識の問題がでるケースは少ないかもしれません。

しかし、ニュースで話題になったり、世界的に有名な芸術家や作家などについては、意外に「英語」の長文読解などで出題されるケースもあるのです。

出題される芸術作品や作家の背景を知っていると、例え英語が苦手でも、なんとなく察しがつくので問題が解けてしまうケースがあります。

特に最近の公立の受験問題は、「総合力」を問うものが多くなっているため、ふと忘れた頃に美術を絡めた問題が出題される可能性があるため、小さい頃から美術や芸術に関心を持っておくことは大切です。

お絵かき自体は、普段はあまり役立つ機会がないかもしれませんが、教養を磨いておくことは決して人生において損にはなりません。人としても感性も磨かれます。

一点が合否を分けるような激戦になった場合、お絵かきで身につけていた知識が、子供の受験を救う可能性もあるのです。

また、美術や芸術品に関連する会話にも対応できると、色々な人とのコミュニケーションもスムーズになります。

お絵かきの習い事は、社交性を育むのにも一役買う場合があるでしょう。

単純にテスト勉強が出来る子供を育てるのではなく、教養のある子に育てたいと考えている家庭に、お絵かきの習い事は最適です。

今の時代、子供は大きくなってしまうと、スマホ依存やゲーム依存になってしまうケースも少なくありませんので、スマホやゲームに依存しないで済むような趣味を見つけることも大事かもしれません。

お絵かきはあくまでおすすめの習い事の一例です。

子供の気持ちも確認しながら、子供が夢中になれる趣味を見つける手助けを親がしてあげましょう。

特に子供が小さいうちは、子供は自発的に「あれがしたい!」と言わない場合も多いです。

子供の性格によっては、やりたいと思っていても口に出さない子もいるでしょう。

やはりそんな時は、親が色々な場所へ子供を連れ出し、「こんな世界もあるんだよ」とサポートしてあげることも必要になります。

子供に色々な興味を持たせたいのであれば、親がまずは色々な世界を見せてあげることが大切です。

もしも芸術や美術に対して、子供に興味を持ってほしいと思うのであれば、自宅で一緒にお絵かきをしてみたり、休日には美術館に足を運んでみるのも良いでしょう。

そして、子供がお絵かきに興味を持ちそうであれば、お絵かき教室の実際の雰囲気を体験できるお試しレッスンを受けてみましょう。

お絵かき教室は、それぞれの学校や講師の考え方によって、全く雰囲気が異なります。

美大受験を得意としているような、ちょっと厳しいお絵かき教室もあれば、子供の創造性を尊重した学校もあります。

実際にお試しレッスンを受けてみないと、自分の子供に合うかどうかはわかりません。

もしもお試しレッスンが合わないとしても、がっかりする必要はなく、別のお絵かき教室を探してみましょう。

一番良くないのは、「お迎えが楽」とか「月謝が安かったから」という理由で、子供の性格とは合わないお絵かき教室を妥協して選んでしまうことです。

お絵かき教室は、やはり子供と講師の相性や、レッスンの雰囲気を見て決めるのがおすすめです。

子供に合わない習い事は、結果的に途中で挫折してしまう可能性が高くなりますので、スクール選びは妥協しないで、体験レッスンにしっかり足を運び、複数比較して決めましょう。

投稿者

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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