子供の頃に造形教室に通うメリットは?算数嫌いにならなくなるのはなぜ?

絵画・漫画

 

遊びながら創造性・美的センス・デッサン力などを身につけられる「造形教室」は、子供に大人気の習い事の一つです。

しかし、造形教室には、芸術的な知識や技術を身につける以外にも、実は「算数の図形問題」に強くなるという隠れた魅力があることをご存知でしょうか?

今回は子供が造形教室に通うと図形問題に強くなる理由についてじっくり解説していきたいと思います。

「子供に算数を嫌いになってほしくない!」

「子供が図形問題を苦手にしていて困っている」

そんな人はぜひ、造形教室を検討してみてください。

造形教室で子供はどんなことをするの?

造形教室では、「木材」「粘度」「石膏」などの様々な画材を使い、テーマに沿った作品を制作していきます。

自宅ではあまり使用しない「電動糸鋸」や「発泡スチロールカッター」などの専門的な道具を使用する造形教室も少なくありません。

造形教室では単なるお絵かきの範囲にとどまらず、立体的な作品にも取り組みます。

造形教室に通うことで、子供が創造力や色彩豊かな絵がかけるようになり、形のない物を作り上げる喜びを体験することができるのが魅力です。

一般的に、造形教室は少人数制の「グループレッスン」が主流。

造形教室は、月謝もリーズナブルで月3回~4回程度で5,000円~8,000円前後が多いです。

塾や公文のような堅苦しいデスクワーク型の習い事とは違い、造形教室は明るく楽しい雰囲気なので、大人しく座っているのが苦手な子供でも、遊び感覚でじっくり取り組めるのでおすすめです。

造形教室に通うとなぜ子供が図形問題が得意になるのか?

造形教室に通うと子供が算数の図形問題が得意になるのは、「空間認識能力」が高まるからと言われています。

空間認識能力というのは、「三次元の物体の形状・大きさ」「三次元空間の方向・位置関係」などを素早く把握する能力のことです。

空間認識能力が低いと、距離間をとることが下手で「スポーツが苦手」になったり、地図が読めず「方向音痴」になったり、走行中の車との距離感がつかめないことから「交通事故」にも遭いやすいと言われています。

空間認識能力が低いと、日常生活においても損をする可能性が高くなるため、子供の頃からしっかり鍛えておくべきです。

しかし、空間認識能力は、「体験」をしないとなかなか身につかない能力で、小さい頃に外遊びや工作をいっぱいした子供ほど空間認識能力が高く、あまり外遊びや工作をしなかった子供ほど低い傾向があると指摘されています。

そのため、算数で文章問題や計算問題は得意なのに、「図形問題」になるとさっぱり出来なくなってしまう子供は、外遊びや工作の遊びの体験が足りず、図形問題を解くために必要な空間認識能力が低いことが一因になっているかもしれません。

その点、造形教室に通っている子供たちは、作品制作を通じて、「三角形」「四角形」「円柱」「三角錐」など、様々な形に触れることによって、知らない間に物体の形状や構造を把握できるようになり、算数の図形問題にもスムーズに取り組めるようになります。

実際に指先で触れて、自分の目で見た経験は記憶に残りやすく、年を取っても忘れにくいものです。

造形教室で学んだ空間認識能力は大人になっても忘れることがない「一生物のスキル」となります。

子供が造形教室で図形が得意になれば中学受験でも有利!

中学受験は、一般的に「算数の能力」が合否を大きく左右します。

中でも子供の苦手・得意が分かれやすいのが「図形問題」です。

中学受験では図形の難問がよく出題されるため、図形問題を苦手にしていると不利に働く可能性があります。

図形問題は、解説を聞いてもわかりにくいケースも多く、一度苦痛に感じてしまうと、塾に通っても、なかなか苦手意識が抜けないことも。

中学受験を希望している場合、子供が図形問題を苦手に感じないようにするために、造形教室に通わせて、小さい頃から色々な形に慣れさせ、空間認識能力を高めておきましょう。

造形教室だったら、未就学児からでも通えるスクールが多く、子供が楽しんで取り組めるため、お勉強系の習い事へ通わせるより、抵抗がないのも魅力です。

お絵かきや工作が大好きな子供だったら、造形教室のレッスンに夢中になれるでしょう。

造形教室で身につけた空間認識能力で、試験で頻出される算数の図形問題を制することができれば、芸術センスや技術も身につき、まさに一石二鳥の習い事です。

造形教室は月謝も安く、誰でも始めやすいので、まず興味を持ったのであれば、早速子供と一緒に体験レッスンを受けてみることをおすすめします。

子供が造形教室を気に入るようであれば、空間認識能力を高めるチャンスなので、入会を検討してみるのも良いでしょう。

子供にピッタリな造形教室の探し方

造形教室は都心でも地方でも、数多くのスクールがあるので、どこにしようか迷ってしまう人も多いかもしれません。

造形教室は、それぞれのスクールによって、カリキュラムや講師の考え方などが全く違うため、どこに通うかによって、子供が気に入るかどうかが大きく変わってきます。

中でも子供の造形教室選びで、一番重視したいのは「講師との相性」です。

造形教室や絵画教室は、良くも悪くも「講師の個性」がモロに出ます。

「講師独自の評価」が、子供の個性とピッタリ合致している時は良いですが、全く合わない場合、子供は理不尽な講師の評価によって、やる気を失ってしまう可能性もあるでしょう。

「講師の評価=一般的な評価」とは限りません。

つまり、自分の担当講師がダメだと言っても、実際には他の講師が見たら良い評価を貰える可能性だって十分にあるのです。

通っている造形教室の講師の価値観で子供の作品は判断されてしまうので、どのスクールを選ぶかというよりも、「どの講師を選ぶか」というのが一番重要になるでしょう。

また、造形教室で子供が他のお友達と仲良くなれそうな雰囲気があるかどうかも、体験レッスンの時にしっかりと確認しておく必要があります。

造形教室はマンツーマンではなく、グループレッスンになることが多いため、あまりにも子供と雰囲気が合わないと感じる場合は、別のスクールを見学してみる方が良いでしょう。

造形教室の中には、穏やかな雰囲気のクラスもあれば、和気あいあいを通り越して、ちょっとうるさいと感じるほどの元気なクラスもあります。

子供の性格と合いそうなクラスかどうかをしっかり見極めないと、子供がクラスに馴染めなくなってしまう場合もあるでしょう。

親から見ると、カリキュラムが魅力的で、スクールスタッフの対応が良いと、ついつい「いいな」と思ってしまいがちですが、実際に造形教室に通うのは子供です。

子供が実際にレッスン中に接する「クラスの雰囲気」や「講師との相性」の方が大事なので、体験レッスンを受けた時に、どれだけ子供がいきいきしているかを基準に造形教室を選びましょう。

子供のやる気を引き出すのが上手な造形教室は、体験レッスンをした時に良い雰囲気が伝わってきます。

せっかく造形教室に入会しても、途中で退会することになってしまうともったいないので、間違っても子供が嫌がるような造形教室に無理に入れようとするのはやめましょう。

造形教室に向かない子供もいる?

造形教室は、子供が喜んで取り組むケースが多いです。

しかし、中には造形教室に向かない子供というのもやはり存在します。

造形教室に向かない子供というのはどんなタイプなのか?

それは、「工作」や「お絵かき」に興味がないタイプです。

子供にも、「物を作るのが面倒くさい」「お絵かきや工作で手が汚れるのが嫌」というタイプがいて、造形教室に興味を持てないケースが見られます。

また、粘度や絵の具のような画材の「臭い」が嫌だったり、「周りの子の声」が作業に集中できないと気になってしまうことから、造形教室に通うのが嫌だというケースも少なくありません。

親からすると、「そんな理由で嫌がるの?!」と驚くこともあるかもしれませんが、子供の気持ちは尊重する必要があります。間違っても、子供が嫌がるような造形教室に無理に入れようとするのはやめましょう。 

子供が造形教室を嫌がる理由は色々あるため、親が通わせたいと思っても、なかなかスムーズに進まないこともあるでしょう。

特に画材の臭いに対して、抵抗が強い子供の場合、レッスン中に体調が悪くなってしまうことも考えられます。

どの習い事でも、「体質的に合わない」「興味を持てない」というのは、途中で挫折してしまう可能性が高くなるため、無理にやらせるべきではありません。

造形教室は自由に子供が作品を制作することができるので、マイペースに作業を進めることができますが、やはり時間内に課題をこなさないといけない場合もあります。

本人にやる気がなく、テーマを与えられても時間内に課題をこなすことができなくなってしまうと、子供はますます自信をなくして造形教室に通うことが嫌になってしまう可能性があるので注意しましょう。

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