運動音痴でも楽しめる陸上教室の知られざる魅力についてご紹介します。
運動音痴の小学生にとって、スポーツの習い事をするのは、勇気が要ることです。
しかし、スポーツの習い事をやっている小学生が、必ずしも運動神経が良い子ばかりとは限りません。
実は陸上教室には、運動音痴の小学生もよく集まってくるので、誰でも入会しやすいと密かに人気があるのです。
今回は運動が苦手な小学生でも楽しく通える陸上教室の魅力についてご紹介します。
目次
実は「運動音痴」の悩みを抱える小学生が陸上教室には多い!
陸上教室には運動音痴の小学生が多く集まるので悩みを共感できます。
みなさんは陸上教室というと、どんなイメージを持っていますか?
「足が速そう」「運動神経が良さそう」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、陸上教室というのは、運動が得意で入会する子もいますが、運動が苦手で「改善したい」という思いから入会する子も少なくありません。
そのため、一回陸上教室に入会してみると、意外に自分と同じ運動音痴の悩みを抱えている上級生や友達が多く、居心地が良いと感じる場合もあります。
同じ悩みを抱えている者同士、切磋琢磨をしながら陸上教室のレッスンを楽しむことができるので、運動が苦手な子にも入会のハードルが低いのが魅力です。
運動神経が悪いことをコンプレックスに感じているなら、陸上教室は挑戦してみる価値があります。
小学生のうちに正しい指導を受けることができれば、基本的な運動能力を高めることは可能です。
陸上教室で身につけることができる「走力」や「跳躍力」は、中学や高校になっても、体育で役に立ちます。
一度コツを覚えて速く走れるようになれば、体が覚えているので、2度忘れることはありません。
陸上教室は月謝も安く、月4回のレッスンで5千円前後という安さも魅力です。
陸上教室に入会する場合、事故やケガに備えて「スポーツ保険」に加入することになるのもポイント。
親にとっても陸上教室は経済的な負担が少ないので、子供が沢山いても通わせやすいのが良い点です。
ただし、陸上教室は、屋外で実施される場合、雨や台風になってしまうと、レッスンが中止されやすいという難点もあります。
そのため、天気に左右されたくない場合は、屋内練習場を備えている陸上教室を選ぶようにしましょう。
陸上教室は各小学生の実力に合わせてマイペースで頑張れる!
陸上教室では小学生たちがそれぞれのペースで練習に励むことができます。
陸上教室はサッカーやバスケットボールなどの集団競技とは違い、個人競技なので、マイペースに頑張ることができるのが良い点です。
他人と比べる必要はなく、自分のことだけに集中することができます。
スポーツが嫌いな小学生の中には、体を動かすことが嫌いというよりも、集団競技が嫌いという子供もいます。
人と合わせることが苦手な子供にとって、サッカーやバスケットボールは興味を持ちにくい競技かもしれません。
友達に合わせることが苦手なら、陸上教室のようにマイペースで楽しめるスポーツの方がおすすめです。
子供の性格によって合うスポーツと合わないスポーツがあるので、習い事を決める時には、子供の性格と相性が良さそうなスポーツを選ぶことが大切です。
子供の性格に合わないスポーツを選んでしまうと、子供がやる気を失くす原因になってしまいます。
集団競技と個人競技では、同じスポーツであっても、雰囲気などが全く異なりますので、習い事を始める時には、しっかり体験レッスンを受けてみましょう。
講師も、熱血的で面倒見が良い先生もいれば、淡々とレッスンを進めるケースもあります。
子供にとってどっちの先生の方が良いのかは、実際に習い事をさせてみないとわかりません。
まずは子供を入会させてみたい陸上教室をいくつかピックアップして、早速体験レッスンを受けてみましょう。
口コミやママ友情報を信じるよりも、実際に子供が体験してみる方が間違いありません。
陸上教室に行ってから走るのが早くなったと実感する小学生が多い!
陸上教室で足が早くなると運動会や体育が楽しみになります。
陸上教室をやってみて、一番大きなメリットを感じやすいのは、「足が速くなること」でしょう。
小学生の頃は、クラスで足が速い子は一目置かれ、いじめられにくく、異性にもモテるケースも多いですよね。
小学生にとって、足が速いということは、学校生活において、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
特に陸上教室の経験が生かされるのが、運動会や体育の授業です。
運動会のリレーや徒競走では、足が速い子が重宝されます。
みんなに期待をされてしまうと、それはそれでプレッシャーになってしまう子供もいるかもしれません。
しかし、みんなに期待をされることによって、自信を持つこともできるでしょう。
運動会は小学生にとって大きなイベントで、記憶に残りやすいからこそ、早く走れる子供は、それだけ良い思い出を作ることができて得です。
逆に、足が遅い子の場合、運動会が憂鬱になり、「お休みしたい!」と思う場合もあるでしょう。
楽しい学校生活を送るためには、足が速いかどうかが大きく影響します。
足が遅くて体育も運動会も嫌いになってしまうと、ますます運動嫌いが酷くなり、体育の成績も悪くなる可能性が高くなるので、早めに苦手意識をなくすことが重要です。
いくら主要科目の成績が良かったとしても、体育が最低の評価だと、推薦受験を狙っている場合、足を大きく引っ張ることになってしまうので注意しましょう。
難関校の推薦の場合、内申の評定がハイレベルになるケースが多く、体育で1や2に相当する成績を取ってしまうと、推薦を受けられなくなってしまう可能性が十分に出てきます。
たかが体育だと思っていたのに、受験にも大きな影響を及ぼす可能性があるのです。
そのため、将来的に推薦受験を考えている場合は、小学生のうちの改善できる部分から、徐々に変えて、体育の成績が悪化しないように工夫をする必要があります。
運動能力が高まってくれば、自然と体育に対する苦手意識も徐々に薄れてくるので、体育コンプレックスがある人は、できるだけ小学生のうち改善しておきましょう。
体育を克服することが、最終的には受験の時にも役立つことになります。
受験を迎えた時になって、いきなり短期間で苦手な体育の成績をあげようとするのは難しいですが、時間をかけてじっくり取り組めば、結果を出すことができますので、いかに早くから本気で取り組めるかが重要です。
陸上教室で目に見える結果が欲しいなら小学生から始めるのがベスト!
小学生は陸上教室を習い始めるのに最適な時期です。
陸上教室を始めるタイミングとして、小学校3年~6年までの時期が「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、最適だと言われています。
ゴールデンエイジは、子供がスムーズにスキルを習得できる期間のことで、多くの陸上教室では、対象年齢をゴールデンエイジに合わせて、小学生からとしているケースが多いです。
ただ走力を鍛えるだけの場合は、未就学児からも入会をOKにしている場合があります。
未就学児の頃は、体が小さく、まだまだ自分の体を上手く使いこなせない子供も多いのですが、小学生になってくると、自分の体の上手な使い方を理解できるようになるのが大きな違いです。
また、小学生になってくると、言葉だけで指示が正確に理解できるようになってくるため、講師のアドバイスをちゃんと消化することができるようになってきます。
一方、未就学児で3歳くらいの子供だと、まだまだ子供があやふやで、講師とちゃんとコミュニケーションが取れない子供も多いですよね。
どんなに良い講師に指導を受けることになっても、アドバイスを的確に理解できないと、上達にはなかなかつながりにくいです。
陸上教室は、ケガの可能性もあるため、講師の話をよく理解して行動するようにしましょう。
ふざけていると思わぬ大ケガをしてしまう可能性があるので危険です。
陸上教室のレッスンは、講師の言葉をちゃんと理解できるようになってから習い事を始めるというのが一つのポイントになります。
また、中学や高校になってから陸上教室に通い始めても伸びる子供はいますが、一般的に体の運動能力のピークは12歳と言われているため、陸上教室を始めても、伸び悩んでしまう場合もあるでしょう。
特に女子の場合は、12歳を過ぎてしまうと、生理が始まり、体つきが女性らしくふっくらとしてくるケースが多いですよね。
中学以降は体の変化も激しいため、一生懸命陸上教室の練習に励んだとしても、思うように結果が出ない可能性が十分に考えられるでしょう。
女子の場合は、大人になってから陸上教室を始めるよりも、やはり小学生の小さいうちから習い始めた方が、結果が出やすいかもしれません。
陸上教室を始めるタイミングで悩んでいる人は、是非ゴールデンエイジにあたる小学校の中学年や高学年から始めてみて下さい。