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英語の学習法と聴くと、なんとなく英会話教室に通わせないと英語脳が身につかないと考えている人は意外にも多いのが事実です。しかし、今回は、英会話教室に行かなくても、英語脳が身につく自宅学習のススメをご紹介します。
目次
小学生の英語の自宅学習で大切なこと
小学生英語の自宅学習にまず大切なのは子供に合った教材選びです。
五感をフルに活用した内容を選ぶことで、英語を飽きさせない、むしろ楽しいと思わせることが自主的に英語を学ばせるためのカギになります。
またお子さまがまだ10歳にも満たない場合はチャンスです!
英語教育で最も力をいれるべき五感は「耳」です。
耳は10歳までに形成されていくとされています。
そのため、それまでに子供に英語はとてもなじみ深い言語として聴かせてあげる習慣を作ってあげることが大切です。
英語自宅学習のメリット
英会話教室では、子供が英語に興味を持っていれば、自主的にもどんどん学ばせる環境であるため、英語教室の価値は高くなるものです。
一方で子供が英語に興味や意欲を感じられない場合は、英会話教室に通うこと自体が嫌に感じてしまうかもしれません。
しかし、保護者の立ち位置としては子供には熱心に英語に打ち込んでほしいものです。
そこで、英語にまだ興味や意欲を感じれない子供に自宅学習をオススメします。
自宅学習は誰かに急かされて学ぶ形式ではないため緩やかにマイペースに英語を学習することができます。また親子で英語を一緒に学習するのもかなり効果的で、より親子の絆も深めることができます。
小学生の子供に合った教材を選ぶ
自宅学習において大切なのは、その教材が子供にとって合っているのか確かめることです。
どんなに優れた教材でも子供が興味を示さなかったら、それはただの紙切れです。
なので、教材選びの時は子供も一緒に本屋に連れて行って、中でも興味を持ったものを
購買してみると良いでしょう。もちろん、子供の意見だけで選ぶのではなく、年齢や目的別にあった英語教材かどうかは親が判断してあげましょう。
五感を活かした勉強をオススメ
英語の勉強は、シンプルに「目、耳、口、接触」を使った勉強が良いとされています。
極端に何かに偏ることなく、平等に勉強していくことがポイントです。
特に耳は他の五感に比べて英語の上達が早いとされています。
そのため目・口・接触は平等に勉強し、少しだけリスニングに力を入れると良いでしょう。
目的別の英語自宅学習法
子供に英語を学習させるうえで、何かしら目的はあるはずです。
たとえば、学校の授業に遅れないようにしたいとか、ただ単純に英語を慣れさせたいとか、発音が上手くなってほしい等様々な目的があるかと思います。そこで現在子供にどんな目的を持って英語を学習させてあげたいのか明確にして教材を選んであげる必要があります。
また、その子供の年齢に合った教材を選んであげるのも良いです。たとえば10歳未満であればリスニングに力を入れたCD付きの教材、11歳以上であれば文法を…など考えながら勉強させてあげると成長スピードも上がります。
初級編 ただ英語を慣れさせたい
聴覚、視覚、接触等の五感をフルに活用できる教材で英語を慣れさせましょう。
聴覚であれば、簡単な英語のCDを聴かせてたり、音読させたりすることが良いでしょう。
また親しみやすい子供向けの童謡を聴かせて歌わせてあげるのも良いでしょう。
歌であれば楽しく英語を学習できるほか、音楽なので耳から自然に身に着けていきます。
子供向けのおすすめ童謡
・The Wheels On The Bus
・Row, Row, Row Your Boat
・Itsy Bitsy Spider
・London Bridge
・Twinkle Twinkle Little Star
上記の童謡は、聴いたことがある人もいるのではないでしょうか。
音楽は一度聞くと頭から離れなくなりますから、無意識に口ずさんだりしたくなります。
また、この童謡はどれもシンプルな単語を使っているので、複数回聞き流せば、一つ一つの単語の発音を覚えることができます。日常でも使える単語ばかりなので、使い勝手も良いでしょう。
視覚から英語を学ばせたい時には、アルファベットの読み方を教えると良いでしょう。
英語に慣れていない状態は「バナナ」や「アップル」、「アント」など絵が入っている、簡単な単語カードを見せながら少しずつ英単語を覚えさせていきます。
そして同時に発音も覚えさせていくことで、誤った読み方をしなくなります。
具体的に「L」と「R」、「S」と「TH」、「V」と「B」、「F」と「H」でそれぞれ発音の仕方が異なってきます。
多くの日本人で、発音にそれほど違いなんてないよ、という意見をありますが、今後のグローバル社会で発音をまともにできないと、誤って下品なワードを使ってしまったりして知らずうちに相手を貶めてしまう場合もあるので注意が必要です。
たとえば 「sit」と「shit」
sit の発音は、/sɪt/。「スィット」ーーー【意味】座る
shit の発音は、/ʃɪt/。「シット」ーーーー【意味】くそ
たったの一文字誤った発音の仕方をすると、上記のように大きく異なったワードを相手につかってしまう場合があります。
それぞれの五感をつかってできる学習を子供にやらせて少しずつ英語に興味を持たせていきましょう。
中級編 単語や文法をもっと知ってほしい
アルファベットや簡単な英単語が分かるようになってきたら、次は覚える単語の数を増やしていきましょう。
英語のドリルを使って単語だけでなく発音も一緒に学習できる教材もあります。
・「小学生のフォニックス/新装版 書いて覚える楽しいフォニックス」
フォニックスとは英語の発音と文字(スペル)を結びつけるためのルールのこと。フォニックスを習得することで、「知らない単語でも正しい発音で読めるようになる」「聞き取った単語のスペルを書けるようになる」といったメリットがあります。また英語圏の子供や、外国人が英語の読み方を簡単に身に着けられる方法として広く用いられています。
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・ハッピーイングリッシュ
ハッピーイングリッシュは、テキスト・CDを利用したリスニング・スピーキング重視の小学生向け英語教材です。
カリスマ英会話講師として著名なイムラン・スィディキ氏が開発した小学生向け英語教材で、「1年でネイティブレベルの英語を話せるようになる」をコンセプトに作られています。ハッピーイングリッシュの特徴は、ネイティブの音声を何度も繰り返し聞き、真似ることでネイティブ並みの発音を身に付けることができます。
上級編 アウトプットで英語力を鍛えさせたい
英単語も発音もばっちりであれば、アウトプットに力を入れていきましょう。
親と子で対面になって簡単な英会話をしてみましょう。すると母国語以外の言語でコミュニケーションが取れたことを実感し、より向上していこうと考えていきます。
そのほかにも具体的なアウトプット法として以下に記載します。
「独り言英会話」
対面する相手はいない英会話です。ただ一人で、目の前で起きている事象について英文で説明していく勉強法です。
たとえば、好きなアニメがあれば、具体的にどんなところに魅力があってそのアニメを好きになったのか詳しく英文にして説明して見せたり、仲の良い友達をお母さんに紹介する気持ちでやってみたり、とテーマは自分の好きなもので良いので取りかかりやすいです。
また、この独り言英会話は対面式の英会話にとても役立つものなので、テーマで分からない単語があれば和英辞書等を利用して話せるワードを増やしていくことが最も英語を上達させる近道です。
自宅学習で始める小学生英語・まとめ
ここまで英語の自宅学習のメリットとやり方を説明してきました。
子供にまずは英語に興味を持たせることは大切ですが、成長させていくにはなによりも「継続力」が大切です。
そのために英語を学習するうえでポイントになってくるのは、「英語学習の目的」です。
ただ単純に英語を慣れさせたいだけなのか、英会話ができるところまでやらせたいのか理由は人ぞれぞれでしょう。英語教材を選ぶときはあらかじめ目的を明確にしてから英語学習を強めていくと良いです。
また自宅学習で子供に英語を学習してもらうにあたって重要なのは、やはり習慣的に英語を学習してもらうことです。なので、保護者は子供が英語を勉強をしているとき、一人にさせるのではなく、一緒に英語学習に付き合ってあげましょう。
忙しく付き合うことができなければ、話を聴いてあげるなど共有してあげると良いです。要するに、子供が英語を勉強していることに、親も関心をもって見守るようにしてあげるとモチベーションが続き、安心感も生まれることでしょう。
子供に英語を身につけさせたい方は、ぜひ英語の自宅学習にトライしてみてはいかがでしょうか。