Youtubeが親しむ現代、ところどころで弾き語りなどをアップしている人は老若男女問わずいます。
それ以外にも音楽番組等でギターを弾いているアーティストの曲を聴いて、影響を受けた人は大多数いるのではないでしょうか。
そこで今回は、子供の習い事に音楽を選ぶメリットやギターの始め方、準備するもの、また近所迷惑にならないように練習する方法についてご紹介していきたいと思います。
ギターに興味のある小学生から中学生、高校生までぜひ参考にしてみてください。
目次
子供の習い事に音楽を選ぶメリット
習い事に音楽を学ばせると以下のようなメリットが得ることが出来ます。
音楽は脳の働きを活性化させる
ヒトは音楽を聞くとドーパミンが分泌されます。 ドーパミンが分泌されると、前頭葉を活性化させます。前頭葉は脳の司令塔でもあるので、脳全体の回路が活発になります。また脳が活性化すると、気持ちが落ち着き、食欲が増え、よく眠れるようになる等との効果があり、病気の症状が軽くする作用にもなります。
音楽を聴くと聴覚を発達させる
音楽を聴くことで音程・音質・表情を受け止める豊かな器官としての発達、情緒的な発達が促されます。
音楽で豊かな感性を育てることができる
音楽は年齢、性別、言語問わず共有できるツールです。
たとえば海外で英語が喋れなくても、音楽が通じ合えばスムーズにコミュニケーションができたのと代わりありません。音楽はこういった感性も育ててくれます。
音楽を習い事にする中で、子供にギターをおすすめする理由
小さい頃からピアノを学ばせる方が多いかと思いますが、ギターも習い事として良い点は複数あります。
どんなスタイルにも対応が出来る
ポップやレゲエ、ブルースやロック、ファンク、フラメンコ、カントリー等。ギターであればどんなタイプの音楽でも弾くことが出来ます。
子供に人気なポップは親しみやすく、はじめてでも夢中になって練習することでしょう。
ギターは気軽に持ち運びが出来る
ピアノやハープなどはサイズが大きく重たいので、どこにでも持ち運べるものではありませんが、ギターは片手で手軽に持ち運びが出来るものなので、気軽に演奏することが出来ます。
上記のように、ギターひとつであらゆる音やあらゆるタイプの音楽を弾くことが出来ます。
また手軽に持ち運びが出来ることから、演奏できる場所に限りがないことが強みです。
ここまでギターの良い点をお話ししたので次にギターの選び方についてご説明させていただきます。
ギターにはどんな種類があるのか
ギターには以下の2種類があります。
・エレキギター
・アコースティックギター
2つの違いは、電気を使っているかどうかです。
エレキギターの場合、電気信号を使って音を出しているので電気を使いますが、一方でアコースティックギターは本体のみで音を出すことができるので電気は使いません。
2種類のギターのそれぞれの音の響かせ方
・エレキギター
弦の振動をピックアップと呼ばれるマイクで拾って、ケーブルを通してアンプで増幅させます。アンプを繋がないと本来の音は鳴らず、アンプで音量や音色のコントロールをすることができます。
・アコースティックギター
弦の振動をギター本体、ボディーの空洞で共振、増幅させます。ギター単体で大きな音が鳴り、自然な弦の響きを得る事ができます。ギターの大きさや、素材、形によって音色や音量が異なります
上記のようにギターの種類によって、響く音にも違いがあるので、目的や好みに応じてギターを選ぶ必要があります。
どれくらいの価格帯でギターを購入すべきか
最安値でも1万円前後のもを選ぶと良いでしょう。
またセットで2万前後の値段で売られているものもあります。
ギター初心者の入門セットもそれに該当するので、いくつかチェックして子供に合ったものを選んであげましょう。
人気のギター入門セット
・Amazonでベストセラーになっているアコースティックギター
HONEY BEE アコースティックギター F-15 初心者入門16点セット /ナチュラル(9707021208)
口コミレビューでも価格帯で最も評判が良いアコースティックギターです。
価格は安いものの、初心者にとって弾きやすく、良い音がでるので重宝している人が多いです。
またギター以外にチュナーやコンパクトギタースタンドや教則本や教則DVD、予備弦など計16点のアイテムが一緒に揃っているので、コスパも良いです。
・Amazonでベストセラーになっているエレキギター
SELDER セルダー エレキギター ストラトキャスタータイプ ST-16/BK 初心者入門ベーシックセット
誰もが目にしたことのある定番ストラトキャスタータイプです。
スタンダードなボディサイズとネックの太さは初心者におすすめです。
人間工学に基づき設計された演奏性が高く負担が少ないボディで、立奏時も座って弾く時もバランス良く安定して演奏することができます。
またボリュームに申し分ありません。
ただしアンプやギタースタンドがないため、後で買い足す必要があります。
ギター以外に揃えるものって?
ギター本体以外に揃えるものをまとめています。
以下のアイテムは、入門セットにほとんど含まれているものですが、入門セットにない場合もありますので、確認をしてから購入するようにすると良いでしょう。
・チュナー
ギターの6品の弦にはそれぞれ決められた正しい音程があります。
チュナーはギターで出している音がどの音程なのか教えてくれる機能を持っています。
・ピック
ギターの弦を弾くのに必要なアイテムです。
形や硬さ、素材、厚さなどによって違いがあります。
実際に触ってみて弾きやすいものを選ぶのがベストです。
・ギタースタンド
立奏時に使用するアイテムです。
ギタースタンドを保管する場合、注意すべき点はネックの部分です。
置き場に困るからと言って、床に寝かせたり、安定しない場所に置いておくとネックの部分が劣化してしまいます。なので、ギタースタンドは立たせた状態に保管しておくと良いです。
・ストラップ
ギタースタンド同様、立奏時に必要なアイテムです。
ギターを構えたい位置にストラップの長さを調整して使います。
憧れのアーティストのスタイルに合わせてみるとモチベーションも上がるのではないでしょうか。
・アンプ
エレキギターはアコースティックギターと異なり、ボディに音を共鳴させる空洞がないので大きな音が出ません。
音を出すには、アンプに繋ぐ必要があります。
またアンプには基本的にヘッドフォンを繋ぐことができる入力端子があるので自宅でも練習することができます。
・シールド
エレキギターをアンプに繋ぐ際に必要なケーブルです。
一本あれば十分です。
ギター教室の紹介
ギターを弾くための必要なものの準備が揃ったら、今度はギターを習うための教室・レッスンスクールのご紹介をさせていただきます。
ギターを習うのに、独学スクールに通うかで迷っている人が多いですが、悪いクセがつかないためにも、教室・レッスンスクールをおすすめします。
以下詳細を記載していくので、そちらをご確認ください。
子供が始める場合にギター教室をおすすめする理由
悪い癖をがつかない
初心者がひとりで学ぼうとすると、悪い癖がつきやすくなります。
ハンドポジション、腕の動き、プラッキング、リズムなど、ギターで習う内容には、想像以上に微妙なポイントがあります。悪いクセがついてしまうと、ギタリストとしてのあなたの可能性を伸ばす妨げになる恐れがあります。
音楽のレパートリーを増やせる
ギターは、ロック、ジャズ、ボサノバ、レゲエ、ポップ、エレクトロミュージックなど数多くのジャンルで作曲に用いられている大人気の楽器です。
個別指導を受ければ、それぞれの方向性の指導も可能なので、音楽のレパートリーが幅広く濃くなる機会にもなります。
モチベーションが続く
ギター教室は自分以外に多くの人が音楽に興味を持って来ています。
独学であれば、一人でこもって学ぶところを、ギター教室では定期的に演奏会やコンサートなどを開催するので仲間を作りやすくなります。
子供にもおすすめのギター教室
Beeギター教室
目的やレベルに合わせてカウンセリングを行い、初心者でも安心して始められるスクールです。
幅広い目的や年齢層が通うスクールで、習いたい先生を指名することが出来ます。
楽器レンタルやWi-Fi完備など無料オプションが豊富です。
レッスンをする前にきめ細やかなカウンセリングを行うので、生徒の要望にあったカリキュラムを用意してくれます。
「簡単なコードを覚えたい」「弾き語りをしたい」など、初心者にとって始めやすいです。
ノアミュージックスクール
第一線で活躍するプロミュージシャンが指導する完全マンツーマンの個人レッスンです。
フリータイム制で好きな時に受講ができ、さらに余ったレッスンを翌日に繰り越せるシステムを導入しています。
またライブハウスでの定例発表会やジャムセッションなど、他のレッスン生と交流も盛んです。
バンドメンバーが見つかったり、他の楽器で音楽の楽しさが広がったり、刺激が多いスクール環境です。
新堀ギター
半世紀以上の歴史と実績があるギター教室です。
生徒に合わせたレッスンスタイルで自由に楽しく学べます。
またコンサートやライブや演奏会などのイベントを多く開催しており、目標が立てやすく、チャレンジ精神がくすぐられる環境です。
近所迷惑にならない。自宅でギター練習する対策法
・ヘッドフォンを使う
ギターにアンプを接続すると同時に、入力端子にヘッドフォンを接続すると音が漏れなくなります。電子ピアノと電子ドラムなども同じです。
・カラオケで練習する
楽器を持ってカラオケで練習するのもアリです。
最近は楽器を持って入室している人も多くいます。
・音楽スタジオ
マイクやアンプなどの音響機材もスタジオ内にありますので、より充実した練習を行えるのが一番の魅力でしょう。またギターやベースであれば貸出用の楽器を備えているスタジオも一部ありますので仕事帰りなどにも活用出来るかもしれません。
・土手、河原
近くに土手や河原などがあれば、ギター練習場所として利用しても良いでしょう。
広い場所であれば大きな音を出しても迷惑にはなりません。最近よく見かけるのが、公園で演奏している人です。公園ですと、公共な場所なだけあって人通りも多いです。
単純に練習している人もいれば、なかには通りがかった人に曲を聴いてもらいたくて演奏している人もいます。
はじめて間もなくても一曲だけ自信のある曲があれば、公園で挑戦してみるのは如何でしょうか。たとえ、失敗してしまっても一人で練習するよりは誰かに聴いてもラった方が上達が早いです。恐れずに挑戦してみましょう。
子供向けのギターの始め方・まとめ
以上、ギターを習うメリットから必要な準備アイテム、ギター教室の紹介と自宅でできる練習方法を説明してきました。
せっかくギターに興味を持ったのだから、気軽に初めて、楽しく続けられると良いですね。
子供さんとよくヒアリングをして目的を明確にしてからギターの習い事をはじめてみてはいかがでしょうか?