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野球の習い事にかかる費用とメリット・デメリット|チームの選び方も解説

スポーツ

 

監修者:ララボ運営責任者・子供プログラミング家庭教師  石川大貴

野球

「野球の習い事をするメリット・デメリットって?」

「チームの選び方やかかる費用についても知りたい!」

上記のようなお考えをお持ちではないでしょうか。

この記事では、子供が野球を習うことのメリットやデメリット、かかる費用(月謝や道具費)などについて詳しく解説します。

野球という習い事について詳しく知り、子供に損のない習い事を勧められるようにしましょう。

野球を始めるタイミングは自由!原則は1年生から

野球はいつ始めてもよいです。実際に、「お兄ちゃんと一緒にやりたい」という理由で未就学児童でも年中・年長になると野球を習い始める子供も多くいます。

ただ、原則として「1年生からしか入団できません」というルールを掲げている野球チームもあるため、1年生から始めるのが基本だと思っておきましょう。

年中・年長だとルールが難しいですが、最初にかけっこをしたりキャッチボールをしたりなど、色々な工夫をしてくれる野球チームもあります。もし、小学校でしっかりと続けたいのであれば、コーチや監督に直接聞いてみるとよいです。

「何歳から始めるのがベストなのか」という問いにお応えすると、3年生からが望しいです。

それは少年団の場合、小学4年生以下のチームに所属することになるので、4年生になるころにはある程度のルールを覚え、下級生をひっぱっていく存在になっておきたいという理由があるからです。また、子供の反射神経、いわゆる運動神経の発達は3年生から4年生頃がピークになるというゴールデンエイジ期も関係します。

もちろん筋力や持久力は小学校4年生以降でも向上は望めますが、反射神経は割と早い段階で決まってしまいますので、できれば3年生までには野球を習い始めておいた方がよいというわけです。

野球をする3つのメリットとは

以下にて、野球を習うことによって得られる3つのメリットを紹介していきます。

しっかりとした挨拶ができるようになる

皆さんのイメージにもあると思いますが、野球は球技の中でも特に礼儀に厳しいスポーツです。

学年ごとのチームではなく小学校4年生以下のチーム、小学校5年生と6年生のチームと複数の学年にまたがるチームで練習したり試合に出場するため、上下関係の大事さを覚えることもできます。

試合の前後に帽子を脱いで相手に挨拶する。この積み重ねもちゃんとした挨拶や礼儀に結びついていくのでしょう。

野球友達が増える

地域の野球チームに所属することで、野球することでしか出会えなかったであろう友達をたくさん作ることができます。小学校の野球チームでも同じことがいえます。

地域の野球チームであれば、いろいろな学校の友達が入団してきますし、たとえ別のチームだったとしても交流試合や大会を通して仲良くなる場合もあります。

数年後、甲子園で活躍しているような友達もいるでしょう。

そんな友達をたくさん作ることができるのも、野球ならではのメリットです。

体力がつく

スポーツのほとんどは体力がつきますが、野球も同じで、続けることで体力の向上に繋がります。

特に現代の子供は運動ができないといわれることが多く、どうしても室内でゲームをしてしまいがちです。運動の習慣をつけるという意味でも、野球はおすすめですし、友達と一緒に汗を流す時間というのは後々の財産にもなります。

野球をすることで、キャッチボールでの遠投、アップとして走り込み、バッティング練習など、体全体を鍛えることが可能です。 

野球を始める3つのデメリットとは

メリットがたくさんある一方、デメリットもあります。

以下で見ていきましょう。

土日は試合があるので拘束時間が長い

野球は土日に試合があるため、拘束時間が長いです。

野球を習うからには、試合で活躍したいと考えるもの。そして野球は子供たちと監督だけでは難しいスポーツであるため、どうしても親の力が必要になります。

遠征にいくために朝早くから車を出したり、自転車の誘導をしたりといったお手伝いもほぼ必ず必要になってきます。それにより、親の拘束時間も増え、休みも削られてしまうというのがデメリットです。

とはいえ、そういった苦労も小学校のうちだけ。中学生にもなればもう親の手はほとんど必要になりません。

子供が野球で活躍しているのを見るのは楽しいですし、成長をまじかで見られる機会だと思えば、そんなに大きいデメリットではないのかもしれません。

家族でのお出かけが難しくなる

チームで野球の練習や試合をするとなると、どうしても広い場所が必要になります。

その場所は学校だったり地域のスポーツ施設だったりすることが多いのですが、都合によっては選挙や学校行事などで使用できなくなることがあります。

また、直前までの雨で水たまりができ、練習予定時間になったころには晴れていても、グラウンドが使用できないという状況になることもあります。

さらに試合の予定は、他の団体との兼ね合いで直前にならないと決まらなかったり、直前で中止になったりすることもあります。そのため、土日の家族の予定を作るのが難しく、計画が立てにくくなるというデメリットがあります。

野球以外の習い事ができなくなる

上記で何度も説明しましたように、野球はとにかく拘束時間が長く、土日が丸一日つぶれるというのもよくなることです。

塾の習い事をいれたくても、子供の体力的に不可能だったり、そもそも時間がつくれなくて無理ということもあります。

中学受験を考えるお父さんお母さんからすれば、大きなデメリットだと考えるかもしれません。

無理に習い事をかけもちさせることで子供のストレスとなり、両方のパフォーマンスが低くなってしまうこともあります。

習い事のかけもちを考える際は、よく子供と相談するようにしましょう。

野球にかかる月謝は?|道具費が高い!

月謝はチームや運営元によって異なりますが、平均で5,000円前後です。

小学校のグランドを使って保護者がボランティアでコーチをしているようなチームであれば1,000円から2,000円程度になる場合もあります。

一方、プロの指導者をコーチとして迎えているチームだと1万円くらいかかるところもあります。

さらに、月謝が安いとしても遠征や試合が多く、費用が別途かかるという場合もあるため、入団の前にはしっかりと確認する必要があります。

また、野球を続けていくためには、スポーツ保険(年3,000円程度)への加入や、選手登録(年2,000円程度)の費用も必要になります。

さらには月謝とは別に、入会金が発生するチームも。入会金は平均で5,000円程度です。

月謝や入会金はまだ安い方でして、野球を始めるにあたり、最も重要であり高くつく費用は野球道具です。

野球部はおそろいのユニフォームを着て練習することが多いのですが、これが1万円ほどかかります。

グローブやバットは金額の幅が広く、2,000円程度のものから数万円かかるものまであります。長く続けられるのであれば良いものを買っておきたいところ。そうなると1万円は裕に超えます。

その他にも、スパイク、アンダーシャツ、ソックス、ストッキング止めなど、多くの道具が必要になります。全て一気にそろえるとなると5万円程度はかかるでしょう。

また、そのすべて消耗品ですので、成長につれて小さくなったり、破損してしまったものは都度、買い替えます。

野球チームの選び方3つのポイント

以下にて、野球チームを選ぶ際に知っておきたい3つのポイントについて紹介していきます。

監督の指導方針が子供に合うか

監督の指導方針により、チームの雰囲気は全く異なります。

一概には言えませんが、強いチームは勝つことを目的としているため監督の口調も強く、ギリギリ小学生がこなせるレベルの練習をしていることが多いです。

まずは、子供と親がどのようなところで学びたいのかを擦り合わせておくとよいでしょう。

チームの雰囲気が子供に合うか

チームの雰囲気が子供に合うかどうかも大切なポイントです。

「野球を楽しんでほしい」と思っていても、勝利だけを求めたチームだとそれは難しくなりますよね。

逆に、「強くなってほしい」「将来はプロ野球選手になってほしい」と親が考えるのであればヌクヌクとやっているチームには向きません。

そのため、チームのカラーや方針、雰囲気を知るためにも実際に見学や体験に行ってみることが大事です。

雰囲気を知るため最も有効なのは「そのチームの試合を見に行くこと」です。

監督やコーチが試合中実際にどのような口調で、どのような指導をしているのか見ることができますし、観客席にいる保護者の雰囲気も見て確かめることができます。

少し面倒だと感じるかもしれませんが、2年3年と続ける予定なのであれば、何度が体験、または観戦をしておきましょう。

送迎に時間がかかりすぎないか

送迎にどれくらい時間がかかるかも重要なポイントです。2時間も3時間もかかるような場所で練習している場合は別の野球チームを考えた方がよいでしょう。

子供が自転車で通うにせよ、夜道が安全か、大体何時ごろに帰ってくるかなど、細かいところまでチェックしておくとよいです。

まとめ

この記事では、野球を習う際のメリットやデメリット、チームの選び方などについても解説してきました。

野球はチームスポーツであり、礼儀を重んじる習い事であるため、子供に与える影響はかなりよいものが多いです。

ただし、子供に合わないチーム方針や雰囲気が合わないと逆効果を生む場合もあります。

まずは体験したり試合を観戦したりするなどして、目で確認するようにしましょう。

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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