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親のエゴに要注意!親子で習い事をするメリット&デメリット

習い事

 

監修者:ララボ運営責任者・子供プログラミング家庭教師  石川大貴

親子

親子で習い事をするメリットとデメリットについてご紹介します。

今、巷では親子で習い事をするケースが増えています。

子供と一緒に習い事をすることは、子供の成長を間近で見て感じられる良いチャンスです。

しかし、親子で習い事をする場合、メリットばかりを考えていると、後になってから思わぬデメリットで後悔することがあります。

そのため、親子で習い事を始める前に、どのようなメリットとデメリットをよく知っておくことが重要です。

これから「子供と一緒に習い事をしてみたいな」と思っている人は、是非一度チェックしてみましょう。

親子で習い事をするメリット①内気な子供でも挑戦できる

親子で習い事をすると子供が勇気をもって取り組めるようになります。

親子で習い事をするメリットの一つ目は、人見知りで内気な子供でも挑戦しやすくなるという点です。

子供一人だけでは勇気が出ない習い事も、ママやパパと一緒であれば安心して「やってみたい!」と思う子供は沢山います。

特に未就学児でパパやママと離れたがらない子供の場合、子供一人だけだと泣き出してしまったり、情緒不安になってしまいレッスンどころではなくなってしまうこともあるでしょう。

子供が一人でレッスンを大人しく受けることができず、泣いてばかりになってしまうと、最悪の場合は別の保護者から「苦情」が出る場合もあります。

こうなってしまうと、周囲にも迷惑をかけて居辛くなってしまいますし、子供にとっても可哀想な状況です。

そんな時におすすめなのが、親子で習い事をすることです。

ママやパパと一緒なら、子供もレッスン中に泣き出すことがなく、安心してレッスンに集中することができます。

子供一人だけでは習い事をできないからと、習い事を全部諦めてしまうのは勿体ありません。

習い事を諦めるのではなく、どうにか子供が習い事を続けられる方法を探しましょう。

親子で習い事をすることは、子供の精神的な落ち着きに役立ちますので、親離れがまだ出来ていない未就学児には特に有効です。

小学生になってしまえば、子供一人だけでも行動できるようになってきますが、幼児のうちはまだまだ親を必要とする気持ちが強いので、一緒にいてあげる方が良いでしょう。

兄弟や姉妹がいる場合は、一緒に習い事をさせることによって、子供の不安を解消することができますが、今の時代は一人っ子も多いので、一人で入会することを怖がるケースもよくあります。

子供が不安がって習い事をしたがらないのであれば、親が一緒に付き合ってあげるのも一つの手段です。

子供の年齢や性格をよく考え、一人で習い事をさせた方が良いのか、それとも親子で習い事をしたほうが良いのか、よく考えてみましょう。

「本人のやる気が重要!」と自発的なきっかけを求めていても、内気な子供は自分から積極的に動けないため、親がサポートをしてあげないと、なかなか動きだせない可能性があります。

時には親が手を差し伸べて、子供の視野を広げる手伝いをしてあげることも重要です。

親子で習い事をすることは、子供に色々な可能性を体験させてあげる良いきっかけになります。

親子で習い事をするメリット②コミュニケーションをとる時間が増える

親子で習い事をすることで会話も増えて仲を深めることができます。

親子で習い事をするメリットの二つ目は、コミュニケーションを取る時間が増えることです。

親子で習い事をすることは、「共通の趣味」を持つことになりますので、普段の生活の中でも自然と会話が増えます。

子供は大好きなママやパパとレッスンをするだけではなく、普段からのコミュニケーションも密になることで、余計に習い事を好きになる可能性があります。

子供の中には、「ママやパパの期待応えたい!」と、親に褒められたい一心で習い事を頑張る子も少なくないため、親子で会話が増えることは、子供のやる気UPにつながりやすいです。

子供が小さい頃ほど、親の存在は非常に大きく、子供は自分に関心を持ってもらえることを嬉しく感じます。

もしかしたら、親の中には、「親子で習い事をするなんて、甘やかしているのかも」と心配になってしまう人もいるかもしれません。

子供が大きくなってしまうと、親子で習い事をするのは「親離れが出来ていない」「子離れが出来ていない」と指摘される場合もあるかもしれませんが、幼児期であれば親子で習い事をすることは甘やかしではなく、「必要なこと」と考える人が多いでしょう。

幼児期はむしろ、親が放置気味で周囲に迷惑をかけることを怒らなかったり、無関心の方が反感を買ってしまうケースが多いです。

幼児期に親子で習い事をすることは、決して甘やかしではなく、思い切って挑戦してみる価値があります。

ただし、親子で習い事をできる場所は少なく、近所に希望の習い事教室があるかどうかはわかりません。

親子で習い事をできるケースとしては、「スイミング」「リトミック」「ヨガ」「料理教室」などが有名です。

赤ちゃんの頃から参加できる親子教室を利用すれば、ママ友作りや子供のお友達作りにも役立つでしょう。

近所に子供と同じ年くらいの子供がいない場合、なかなか友達が作れず、寂しい思いをしてしまうケースがありますよね。

そんな場合は、親子教室に思い切って入会してみると、友達が沢山できて、習い事が楽しく感じられるようになる可能性があります。

親にとっても、子供にとっても、親子で習い事をすることは、社交性に磨きをかけることにもつながるため積極的に利用してみましょう。

また、小学生や中学生以上の大きい子供と一緒に親子で習い事をする場合も、コミュニケーションのが増えるメリットがあります。

子供は大きくなるに連れて、自然と親と一緒にいる時間や会話する機会は減っていくものです。親子で習い事をすれば、レッスンを受けている時間や行き帰りなども一緒にいることになりますので、家族の繋がりが強まることに一躍買うことでしょう。

親子で習い事をするデメリット①親のエゴになる可能性がある

親子で習い事をする時は子供の気持ちも考える必要があります。

親子で習い事をする時に注意をしたいデメリットとして、習い事が「親のエゴ」になってしまう可能性が挙げられます。

親子で習い事は、基本的に親がどれを習うか決めることが多いでしょう。

親が「これだったらやってもいいかな」と思うものに決まりやすいため、子供の気持ちが置いてぼりになってしまう可能性があるのです。

子供の気持ちを無視して習い事を決めてしまうと、当然子供はやる気がないので、真剣に取り組まなくなってしまうでしょう。

子供と親の間に大きな温度差があると、親子で習い事をしても上手く行かなくなってしまいます。

特に気を付けたいのが、「ママ×男の子」もしくは「パパ×女の子」のように性別が異なるペアになる場合です。

習い事は性別によって好みが分かれやすく、ママが主導で「料理教室」や「ピアノ」など女性好みの習い事を選んでしまうと、男の子の場合は興味を持てず嫌になってしまう可能性があります。

一方、パパが主導で「柔道」や「サッカー」など男性好みの習い事を選んでしまうと、女の子が嫌がる可能性があるので注意が必要です。

そのため、親子で習い事をする場合は、どちらかというと、性別が一緒か好みが一緒の場合が望ましいです。

いくら親が乗り気であっても、子供が嫌がるようであれば、それは親のエゴになってしまいます。

独りよがりの習い事になってしまうと、子供はやる気をなくしてしまうので、親子で習い事をする場合は、まずは子供に「どう思う?」と意見をしっかり聞いておきましょう。

子供が「わからない」と悩んでいたり、「あんまりやりたくない」と言っている場合は、一度体験教室に参加してみて、実際に感想を聞いておくのがおすすめです。

実際に習い事を体験しても、子供の気持ちが変わらないようであれば、諦めることも必要になるでしょう。

親も子供も納得できる習い事を探すことが、親子で習い事をする上で非常に重要なポイントです。

お互いに「楽しいね!」と感じられる習い事が出てくるまで、色々な体験レッスンを受けてみることをおすすめします。

また、習い事は入会してみると、時間が経つにつれて、「やっぱり合わないな」と感じることもあるでしょう。

子供の場合、親子で習い事をしていると、なかなか本音を言い出せない場合もありますので、悩みながら習い事を続けているケースも考えられます。

そのため、子供と親の気持ちにギャップが生まれないように、定期的に子供の気持ちを聞いてあげるようにしましょう。

親子で習い事をするデメリット②月謝が高くなる

親子で習い事をすると、その分月謝が高額になる傾向があるので注意が必要です。

親子で習い事をする場合、確実にデメリットになるのが「月謝」です。

親子でレッスンを受講するので、子供一人で習い事をするよりも、月謝が高額になる傾向があります。

子供の習い事にかける費用は平均的に1万円ですが、親子で習い事をする場合は1万円を超えるケースも少なくありません。

また、入会金も親子で習い事をする場合は2名分取られてしまうことが多く、初期費用も高額になりがちです。

特にユニフォームなど指定用品の購入が多い習い事は、2名分の購入が必要になるため、経済的な余裕も必要になってきます。

せっかく親子で習い事を始めても、経済的に苦しくなって続かなくなってしまうのは出来るだけ避けたいことですよね。

特に親子で習うと月謝が1万円超えて高額になりやすいのは「ピアノ」「バイオリン」「英会話」などです。

バイオリンは腕の長さにあったものが必要になるので、親子でそれぞれ一人一挺用意できるかも重要になってきます。

一方、「水泳」「ダンス」「ヨガ」などは親子で習い事をしても月謝が1万円を超えないケースが多く、非常にリーズナブルです。

親子教室の月謝を安く抑えたいと思っている場合は、道具は使わないスポーツの習い事が良いでしょう。

子供が一人だけであれば、1万円を超える高額な習い事も悪くありませんが、兄弟や姉妹が多い場合は、一人に1万円を超える習い事を全員にさせてしまうと、習い事の経済的な負担が重くのしかかり、親が音を上げてしまう可能性があります。

子供の将来をより良いものにしたいと思う親心があっても、やはり習い事を継続できるだけの経済力がなければ、それも絵空事になってしまいます。

そのため、親子で習い事をする場合、月謝を聞いて「ちょっと高いかも」と不安に感じてしまうような場合は、慎重に検討するべきです。

親子で習い事をする場合は、子供一人で習い事をする時よりもお金がかかっているため、やはりスキルが身につくまではしっかりやり抜きたいですよね

本当に最後まで続けられる習い事なのか、親子でよく考えて習い事に入会をするか決めましょう。

この記事を書いた人

ララボ編集部

ララボ編集部では、幼児から高校生までの子供を持つママライターやパパライターが子供の習い事に関する情報を執筆しています。日々情報を発信する習い事の専門家として、「将来の選択肢が広がる」ことをミッションに子供から大人まで役立つ内容を発信しています。

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