「子供向けの書道教室って何歳から通えるの?」
「書道教室にかかる費用やメリットについて知りたい!」
上記のようにお考えのお父さんお母さんに向けた記事になります。実は、書道教室には隠れた魅力がたくさんあるんです。
この記事では、そんな隠れた魅力やおすすめの書道教室を紹介。良い教室を選ぶための条件についても解説していきますので、ぜひお付き合いください。
目次
書道教室は5歳の子供でも通える
書道教室は、5歳の子供でも通うことが可能です。
5歳より下の年齢になってしまうと、落ち着きがなく、その場でジっとしていることができないため、通うことは難しくなります。他の子供に迷惑をかける可能性があるうえに、自ら書道を学ぼうという姿勢を保てないからです。
5歳以降であれば、落ち着きも生まれ、「字を上手く書けるようになりたい」という自主性を持つようになるでしょう。
どれくらいの期間続けるものなのか
一般的には、小学校の高学年頃まで続けるご家庭が多いです。高学年になると、受験勉強があるため、塾や英語教室に切り替えるためですね。
しかし、子供に才能があったり、実績の伸びが著しい場合は書道を続け、そのままプロの道に進むという可能性も、もちろんあります。プロというのは、インストラクターだったり、学校の先生のことを指します。
どれくらいの期間続けるかというのは、子供の意志や現状に合わせて決めていくのがおすすめ。一定期間、教室に通えば字は上手になることが多いです。その後は、その時その時に決めていくのというのが一般的です。
子供が書道教室に通う3つのメリット
子供が書道教室に通うのには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下にて、書道教室に通う際のメリットを3つ紹介していきます。
自然と正しい姿勢が身に付く
良い姿勢でないと、良い字は書けません。様々なスポーツにおいても、正しい姿勢を身に付けるのは重要なポイントですよね。
書道でも同じです。美しい姿勢こそが、綺麗な字を生みだすのです。
書道教室を通し、良い姿勢を癖づけることによって、普段の姿勢にも好影響を与えます。それは、心の中に「良い姿勢は綺麗な字を生みだす」とインプットされるからですね。
たとえば、姿勢が良いと、健康面にも良いです。背筋が伸びることによって、大人になって肩こりで悩むことが少なくなりますし、背中を痛めるリスクも最小限に抑えられます。
また、スマホが原因となり最近、若い世代でも流行してしまっている「ストレートネック」の予防にもつながります。
字のキレイさが誇りになる
やはり、字がキレイになるというのは何よりのメリットでしょう。
「どう字を書けば、上下左右バランスのとれた字になるのか」「筆をどう使えば綺麗な字にになるのか」など、書道では基礎から全てを学べます。
美しい字はやがて自分の誇りとなり、将来的にも色々なところで役に立ってくれるはずです。例えば、冠婚葬祭のときの招待状、履歴書などです。
綺麗な字というのは、読み手の心象に大きく関わりますし、ときに心を動かします。
Webの記事が増えてきた今の時代だからこそ、人の手で書いた字というのは重宝されるのです。
集中力が上がることで学力向上が望める
書道教室は、集中力が向上することでも一目置かれています。
字を書く。という一点の作業に精神を集中させるからです。半紙一枚、執筆を繰り返すことで集中力はどんどん磨かれていくでしょう。
集中力は、学校の授業、家での自主勉など、色々なところで活かされます。
小学生は多感な時期ですから、「落ち着きがない」と先生から注意を受けたりするものです。書道教室で集中力を磨かせてみるというのはいかがでしょうか。
子供が通う書道教室を選ぶ重要な5つのポイント
子供の通う書道教室を選ぶ際、気を付けておきたいポイントを5つ紹介していきます。
失敗のない教室を選びをしたいお父さんお母さんは、ぜひご覧ください。
家からどの程度の距離か
「家からの距離はどのくらいであるか」「交通の便はどうなっているか」、長く教室に通うのであれば、この2点は必ず見ておきましょう。
交通費も通い続けるとバカになりませんし、安全面を考慮する必要があるからです。
場合によっては、親による送り迎えも必要になってくると思います。その際は時間面での負担となりますので、まえもって対策をたてておきましょう。
書風は子供が憧れるものであるか
書風は、書道教室を選ぶ上で非常に重要になる項目です。
子供が先生の書風、つまり執筆する字に憧れられるかどうかということ。ほぼ必ずといっていいほど子供は先生の字に影響されます。
しかし、5歳の子供だと、字そのものをあまり知りません。そこに関しては、親の意見を提供してあげるとよいです。
子供に馴染みやすいお稽古スタイルであるか
「教室でどういう風にお稽古をしているか」「稽古の内容は子供に合うか」というのも大切なポイントです。
教室によっては、低い机に向かい正座して書くこところもありますし、椅子に座って書くところもあります。
個人経営の書道教室だと、教える先生は少ないところがあったり、逆に一人一人に教えられるほど大人数の先生を抱えている教室もあります。
また、書道で使用する道具を貸し出してくれるところもありますが、教室で使っている道具を購入してもらうところもあるでしょう。
どのようなスタイルでお稽古が進んでいくのか、しっかりチェックしておきましょう。
書道教室の先生との相性は合いそうか
「好きこそものの上手なれ」という言葉もある通り、書道が好きであるかどうかは、字にも影響してきます。
書道が好きになれるかどうかは、先生の腕にかかっていますので、先生との相性も大事な要素になってくるわけです。
まずは一度対面してみて、子供の反応をうかがってみましょう。
教室の月謝や必要な費用はいくらか
月謝や必要な費用も教室により、大きく異なります。
入会費が必要となる教室もありますが、不要な教室もあります。個人経営であるかによってももちろん変わりますので、一概にいくらかというのは言えません。
まずは、どのような先生が指導しているか、教室の規模はどれくらいかなど、通わせたい教室の条件を決めてみましょう。
そうすることで、おのずと必要となる月謝や費用がみえてきます。
子供におすすめ!東京都内の書道教室3選
子供におすすめの書道教室を、都内限定で紹介していきます。あくまで参考程度にご覧ください。
書道教室は全国に沢山あります。続けるのであれば、通いやすく負担が少ない方が良いですので、ご自宅の近くにある教室を探してみると良いでしょう。複数あれば体験教室に行ってみて比較してみるのも良いですね。
これまでの解説した条件を加味し、実際の教室をご覧になってください。
KASEN書道キッズ
KASEN書道キッズは、主に幼児から中学生までを対象とした書道教室です。
まだ字を書くことができない小さい子供向けの指導もあるので、5歳以下でも安心して通わせることができます。
しっかりとした基礎を学べる教室でもあり、徐々にレベルを上げることで競書誌に参加することも可能です。
親子教室もあるので、子供と一緒に習いたいというお父さんお母さんにもおすすめですよ。
【費用】1回1,300円~
【稽古日】土曜日・日曜日
【場所】東京都中野区など
公式サイト:https://www.shodoushoiku.jp
藤田桃華 書道教室
藤田桃華 書道教室では、目に見える成長を得ることができます。
教室で講師を務める藤田さんは、「自分はできる!と思う成功体験は競争社会の中でも活かせる」と語っています。
この教室の特徴として、3名以上の友達が集まると出張授業も可能になるという点。友達を誘い合いして、特別な空間をつくるのもよいでしょう。
【費用】幼年(年長)・小学生:月4,500円
【稽古日】火曜日、水曜日、土曜日
【場所】最寄りはJR大森駅、京急立会川駅、大森海岸駅
公式サイト:https://tohka.jimdo.com
書の教室 墨礼会スミレカイ
書の教室 墨礼会スミレカイは、年長さんとお母さんを対象とした、「入学前の短期クラス」を開催しています。
親子で取り組めるので、親子間でのコミュニケーションにもつながりますし、字に対する自信を子供にを持ってもらうこともできます。
教室で書道グッズを預かってもらえるという点も嬉しいポイントです。
体験教室もありますので、まずはそちらに行ってみてはいかがでしょうか。
【月謝】小・中学生:4,000円
【稽古日】第1・2・3水曜日
【場所】最寄りは代々木駅、千駄ヶ谷駅
公式サイト:https://sumirekai25.jimdofree.com
書道が教育に良い理由と教室の選び方・まとめ
この記事では、書道教室に通う際のメリットや、おすすめの教室について紹介してきました。
字を綺麗に書けるというのは、一生ものの宝となり、人生の様々な場面で役に立ってくれます。
書道教室に通ったことのないお父さんお母さんも、一度は「字が上手かったらな…」と思ったことがありませんか?
子供に、そんな素晴らしい宝物を得てほしいのであれば、ぜひ書道教室をおすすめしてあげてみてください。